【レポート】Amazon物流センターをAWSのIoT技術で強化、倉庫の効率を爆上げする! #reinvent #RET303
re:Invent2017のセッション「RET303 - Drive Warehouse Efficiencies with the Same AWS IoT technology That Powers Amazon Fulfillment」を聴講したレポートです。
スピーカーは
- Neeraj Kumar - Enterprise Solutions Architect, Amazon Web Services
- Bart Schouwenaars-Harms - Manager Technology Integration, Amazon.com
です。アジェンダとして2つの話題、AWS IoTとGreengrassの概要とAmazonの物流システムでのAWS活用です。
リテールとIoT、AWSサービス
まずはNeerajのパート。
- 物理デバイスとデジタル世界の接続
- 様々な産業に。スマートホーム、スマートファクトリーなど
- リテールでのデジタル活用の潮流は3つ。
- オムニチャネル
- ビッグデータ
- デジタルでの顧客エンゲージメント
- リテールでのIoT活用場面
- 自宅
- 店舗
- 倉庫
- デバイスを管理するクラウドサービスに必要な機能
- セキュリティ
- SDKやツール
- AWS IoTの概念図
- デバイスシャドウ
- ルールエンジン
- AWS Greengrass
- 接続しずらいデバイスがある
- 物理的、経済的な制約など
- Greengrassはエッジに機能を搭載してそれらを解決する
Amazonの物流センターの設計
ここからBartのパート。
Amazon UKのデモビデオ
- 物流センターのデザイン
- 設備のデザイン
- AWSサービス
- Ignition SCADAでRDS、EC2、S3を利用
- ECS、AWS IoTの組み合わせ
- CodeDeployによるデプロイ
- IoT Buttonの活用
- 配送ラベルでのKinesis活用
- ソートマシンの制御
で、なに作ったの?(What's brewing)
- Greengrassが動く筐体をSiemensと共同開発
- 既存機IOT2000にも搭載
- AlexaとPLCの連携デモも。(用途は聞き取れず)
所感
Amazonの物流センターでもAWSサービスがDog Fooding的にフル活用されている様子がわかりました。クラウドサービスと物理ハードウェアが繋がることが実感できる、非常に良い事例ですね。