RDSのリザーブドインスタンスが柔軟に利用出来るようになりました【2017年10月〜】

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はじめに

AWSチームのすずきです。

2017年10月、RDSのリザーブドインスタンス(RI)を柔軟に利用する事が出来るアップデートについて紹介させて頂きます。

前提

以下のRDSのリザーブドインスタンスを購入後に、 DBの強化が必要となりスペックアップ「db.m4.xlarge」→「db.m4.2xlarge」を実施、30日(720時間)経過した環境を想定します。

  • リージョン : 東京(ap-northeast-1)
  • DBエンジン(Product Description) : RDS(MySQL)
  • インスタンスクラス(DB Instance Class): 「db.m4.xlarge」
  • マルチAZの利用(Multi AZ Deployment): Yes
  • 契約期間(Term) : 1年
  • 支払方法(Offering) :All Upfront(全前払い)

2017年10月以前

スペックアップ実施後、「db.m4.2xlarge」 (マルチAZ)のオンデマンド費用が満額発生します。

  • 1464.48$ = 2.034$(1時間単価) × 720時間

購入済みのリザーブドインスタンスと一致するDBが他に存在しない場合、リザーブドインスタンスの権利が無駄になる事がありました。

2017年10月以降

「db.m4.xlarge」のリザーブドインスタンスの権利は、「db.m4.2xlarge」の利用費の相殺に利用されます。

  • 729.486$ = (2.034$-1.016$)(1時間単価) × 720時間

追加で発生するオンデマンド費用は、2017年10月以前と比較し半額での利用が出来るようになりました。

まとめ

今回のアップデートにより、DBエンジンとして、MySQL、MariaDB、PostgreSQL、Amazon Aurora、Oracle(BYOL)を採用したRDSでは、 リザーブドインスタンスを無駄なく活用出来るようになりました。

従来スペックや構成変更の可能性があるため、リザーブドインスタンスの導入を見送った場合でも、再検討頂ければと思います。

また、複数のRDSをリザーブドインスタンスで稼働させる場合には、導入、更新を迎える際には、 最新世代で高性能が期待でき、より柔軟性が活かしやすいインスタンスファミリー(M4、R4)を選択する事をお薦めします。