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[速報] Windows で SMB アクセス可能なファイルサーバ!Amazon FSx for Windows File Server が発表されました! #reinvent

2018.11.29

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こんにちは、菊池です。

ただいま開催されている、AWS re:Inventのキーノート、熱い新サービスが続々と登場してきています。Windows向けの新しいファイルサーバサービス、Amazon FSx for Windows File Server が発表されました!

Amazon FSx for Windows File Server

Amazon FSx for Windows File Server は、以下のような特徴をもつファイルサーバサービスです。

  • EC2、WorkSpaces、AppStream 2.0アプリケーション、VMware on Cloudで利用可能
  • SMBプロトコル 2.0〜3.1.1のサポート
  • Windows 7、Windows Server 2008以降、SambaクライアントのLinuxから利用可能
  • Active Directoryとの統合をサポート
  • 最大64 TBのファイルシステム、最大2,048 MB /秒のスループット
  • バックアップ機能
  • 暗号化サポート

利用可能リージョン

現在、以下のリージョンで利用可能になっています。

  • US East(N. Virginia)
  • US East (Ohio)
  • US West (Oregon)
  • Europe (Ireland)

早く東京リージョンでも利用可能になってほしいですね!

ファイルシステムの作成

上記リージョンでは、すでにコンソールから利用可能になっています。

まずはファイルシステムの選択。同時に発表された、FSx for Lustreも選択可能になっています。

ファイルシステム名、容量、ネットワーク設定(VPC、サブネット、セキュリティグループ)を選択します。容量は最低300GBからのようです。

ディレクトリサービスの選択。Directory Serviceで作成が必要です。あとは暗号化の設定。

設定内容をレビューして、作成。作成時に月額料金の確認もできます。

ファイルシステムが作成されるのを待ちます。

20分程度で、利用可能になりました!

ファイルシステムを選択すると、詳細が確認できます。

[Network & Security] にある、DNS名を使ってアクセスが可能です。

まとめ

ついに登場した、WIndows向けの共有ストレージサービスです!これで、これまでEC2で立ててたファイルサーバを、マネージドサービスとして利用することが可能になります。