ずっと気になってたバッジについてるタグを開けてみた。 #reinvent

ずっと気になってたバッジについてるタグを開けてみた。 #reinvent

Clock Icon2019.12.06

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せーのでございます。

2019年12月02日〜2019年12月07日にかけてアメリカはラスベガスにてAWS最大のカンファレンス、AWS re:Invent 2019が開催されております。
クラメソチームは今年は80名という常軌を逸した人数で現地に乗り込んでおります。

本日は5日目。クラメソチームは明日の早朝にラスベガスを離脱します。今年も盛りだくさんのとても身になるカンファレンスでした。

僕にはやりのこした事がある

ところで。会場に入ったときから一つ気になってた事があるんです。

参加者はRegistration、受付を済ますとバッジをもらいます。

このバッジをスタッフにスキャンしてもらってセッションなどの受付確認をする仕組みなのですが、気になってたのは

ここなんです。

ここになんかタグみたいなのが挟まってるんですね。

どうみてもなんかのタグっぽいのですが、何かに使ってたら壊した瞬間出入り禁止、みたいになったら困ると思い、そのまま過ごしていたのです。
しかし、私達は明日、帰ります。今日は全てセッションも終わり、残すはre:Playというパーティのみ。

もうそろそろいいだろう。

パカッといってみました。

中にはリチウム電池と何かしらの基盤が入っています。
よーく見てみると

ICが入っています。そして「BT」の文字。これはBluetoothですね。ボタン電池くらいの電力で動くということはおそらくBLE(Bluetooth Low Energy)。何かのトラッカーじゃないだろうか、と予測を立てました。

裏には基盤の番号が書いてあります。
これらの情報を元に色々漁ってみたところ、ありました。

これはTurnoutnowという会社が出しているBLEタイプのイベントビーコンなのだそうです。
人がどのようにブースからブースへ移動しているのか、という行動パターン情報を取得、ヒートマップでリアルタイム表示もできるのだそうです。

先日LINEのカンファレンスにも行ってきたのですが、そこでもスマホのLINEからLINE BeaconをONにして移動情報を取得していました。
私もカンファレンスを主催する立場として、参加者の行動情報は非常に気になります。カンファレンスの場合、入室はスキャンなどでチェックできるのですが、退室は大抵ノーチェックです。つまり、誰がどういう理由でその部屋を離れたのか、というのはわからない事が多く、このあたりのデータは是非知りたいところです。大手のプラットフォーマーは既にそこにも着手しはじめているのだなあ、と関心しました。

まとめ

というわけで胸のつかえがとれました。あとはブログでも書きながら帰国までのんびり過ごすことにします!

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