[レポート]AWS上で稼働するヘルスケアデータの相互運用 #HLC308 #reinvent
AWS事業本部インテグレーション部のいわほりです。
本記事はAWS re:Invent 2019のセッションレポートです。
概要
- セッションタイトル
- (HLC308)Healthcare data interoperability on AWS
- スピーカー
- Patrick Combes - WW TECH LEADER - HCLS, Amazon Web Services
- Arien Malec - SVP, R&D, Change Healthcare
- 内容
- 以下のとおり
Healthcare organizations are enabling the exchange of healthcare data through interoperability frameworks like Fast Healthcare Interoperability Resources (FHIR). From foundational architectures for information exchange to standardization of data formats and semantic interpretation, this session shares how AWS customers and partners are transforming the Healthcare industry. Learn how organizations are using services like Amazon Aurora to run Fhirbase in order to store and transmit healthcare data.
Patrick Combes (Amazon Web Services)の発表
- 医療機関における相互運用性とは?
- 医療機関は、Fast Healthcare Interoperability Resources(FHIR)などの相互運用性フレームワークを通じて医療データの交換を実施している
- 医療機関のITの現状の課題
- データの縦割り化
- 画一的なソリューション
- 貧弱なコミュニケーション
- 医療機関のためのエコシステムの構築に取り組んでいる
- Fast Healthcare Interoperability Resources(FHIR)
- アーキテクチャ
- エンドポイントサービス
- Amazon API GatewayとAmazon Lambdaを採用
- データベースサービス&ストレージサービス
- Amazon DynamoDBとAmazon S3を採用
- 認証サービス&データ追跡サービス
- Amazon CognitoとAWS X-Rayを採用
Arien Malec (Change Healthcare)の発表
- 米国内の医療機関システムの課題
- 医療機関システムは成長し続け、2027年のシステム費は、2017年比で約70%増加すると予測されている
- これに伴い、患者の負担も増加すると予想される
- 不十分なケアの調整、管理の複雑さ、価格設定の失敗による無駄が発生している
- これらの課題解決により200~600憶ドルの費用削減の可能性がある
- 米国の医療機関システムの変換
- Vision
- 自身に関する情報を自己管理できる患者に対して、mobile-firstの環境を提供する
- 実現方法
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ケアセンターと参加者全体で臨床および財務情報へのアクセスを可能にする必要がある
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そのための信頼性の高い、低コストな、相互運用性ネットワークが必要
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- 米国の医療機関システムの変化
- Vision
感想
re:Invent2日目は、2つの医療関係のセッションに参加しました。全ての人にとって大事な命・健康に対して、テクノロジーが貢献する要素はまだたくさんありそうという印象を覚えました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。