約100USDのSavings Plansを購入してEC2の割引を確認してみた

AWSチームのすずきです。

2019年11月にリリースされた新しい料金モデル「Savings Plans」約100ドル分を購入し、 EC2の割引を確認する機会がありましたので紹介させていただきます。

購入内容

以下の 「Savings Plan」を購入しました。

項目
Savings Plan タイプ Compute Savings Plans
期間 1年間
コミットメント $0.011/時間
支払いオプション All Upfront (全額前払)
前払い料金 $96.36

オンデマンド1時間単価 $0.124 の「m5.large」 インスタンスを 1時間あたり約7分(425秒)、25%の割引料金で利用可能なプランとなります。

購入

EC2 ダッシュボード

EC2 ダッシュボードに追加された「Saving Plan」の項目を指定しました。

Savings Plans 概要

AWSコスト管理より、「Saving Plan」の購入に進みます。

購入の詳細

購入する 「Savings Plan」の内容を指定しました。

  • 柔軟性が高い「Compute Savings Plans」を選択。
  • 時間単位のコミットメントは $0.011。
  • 支払いは「全額前払い」
  • 1年間のコミットメント合計は $96.35 となる内容で購入を行いました。

カート

注文内容を確認、今回は1件のプランで「注文書の送信」を実施しました。

購入確認

「注文書の送信」を実施した後、確認メッセージが表示されます。

Invoice

支払いアカウントに対し請求手続きが行われる段階で、Savings Plans で購入したコミット分の金額に対し消費税額が加算されます。 規定の予算内で「Savings Plans」を購入する場合はご注意下さい。

インベントリ

購入した「Savings Plans」は、インベントリに反映されます。

購入直後のステータスは「Payment pending」、決済に問題がなければ10〜20分程度で「Active」となります。

インベントリ詳細

「Savings Plans」を購入し、一定時間(数日)経過すると、 使用状況レポート、MTD (Month to date) 月間の割引、使用率実績が反映されます。

購入当日

購入数日後

使用状況レポート

日時、月次で購入した 「Savings Plans」の使用率を確認する事が可能です。

今回購入した 約100$の「Savings Plans」、全て利用されている事を確認できました。

使用率が100%を下回った場合、 「Savings Plans」のコミットメントが過剰である事が確認できます。

カバレッジレポート

購入した 「Savings Plans」の割引対象となったインスタンス情報が確認できます。

詳細明細のCSVをダウンロードして、今回購入した 「Savings Plans」が、「M3」インスタンスの割引で利用されている事が確認できました。

「Savings Plans」のコミットは、値引率が高くなるインスタンスから優先して利用されている事が確認できました。

  • Savings Plans価格 (1年/全額前払/東京リージョン)
Instance name Savings Plans rate Savings over On-Demand On-Demand rate
m3.large $0.12 36% $0.19
m4.large $0.09 28% $0.13
t3.large $0.08 27% $0.11
m5.large $0.09 25% $0.12
c3.large $0.10 23% $0.13
c4.large $0.10 23% $0.13

Savings Plans の計算例は 公式ドキュメントも参考にしてください。

Understanding How Savings Plans are Applied to Your Usage

まとめ

「Compute」で購入した「Savings Plans」、簡単に購入でき、購入したコミットメントは割引額が大きいものから柔軟に適応され、 クラウドの柔軟性を毀損する事なく利用できる事が確認できました。

契約期間(1年/3年)、前払い区分(なし/一部/全額) の違い、損益分岐点などについては、 おって紹介させて頂きたいと思います。