Amazon EC2 Systems ManagerがRaspbian OSに対応したのでRaspberry Piにインストールしてみた

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こんにちは、菊池です。

EC2インスタンスやオンプレミスのサーバを管理可能にするAmazon EC2 Systems Managerが、Raspberry Pi向けのOSであるRaspbian OSに対応しました。

やってみた

というわけで、実際にRaspberry Piを使って試してみます。

  1. アクティベーションの作成
  2. SSMエージェントのインストール

以下の環境で確認しています。

1. アクティベーションの作成

まずは、アクティベーションの作成です。EC2以外の環境のOSをSystems Managerに登録するためには、アクティベーションコード/IDを発行する必要があります。

アクティベーションのメニューから、[アクティベーションの作成]を選択します。

ssm-raspi-001

必要項目を入力し、作成します。

ssm-raspi-002

発行されるアクティベーションコード/IDを控えておきましょう。

ssm-raspi-003

2. SSMエージェントのインストール

続いて、SSMエージェントのインストールです。以下の公式ドキュメントの手順に従って実行します。

Manually Install SSM Agent on Amazon EC2 Linux Instances #Raspbian | Amazon EC2 Systems Manager User Guide

SSMエージェントをダウンロードしてインストールします。

pi@raspberrypi:~ $ mkdir /tmp/ssm
pi@raspberrypi:~ $ sudo curl https://s3.amazonaws.com/ec2-downloads-windows/SSMAgent/latest/debian_arm/amazon-ssm-agent.deb -o /tmp/ssm/amazon-ssm-agent.deb
pi@raspberrypi:~ $ sudo dpkg -i /tmp/ssm/amazon-ssm-agent.deb

自動で起動した状態になりますので、一旦エージェントを停止します。

pi@raspberrypi:~ $ sudo service amazon-ssm-agent stop

1.の手順で作成したアクティベーションコート/IDで登録します。

pi@raspberrypi:~ $ sudo amazon-ssm-agent -register -code "アクティベーションコード" -id "アクティベーションID" -region "ap-northeast-1"

SSMエージェントを起動します。

pi@raspberrypi:~ $ sudo service amazon-ssm-agent start

登録が完了すると、マネージドインスタンスに表示されます。

ssm-raspi-004

動作検証

Systems Managerの動作を試すため、Run Commandを実行してみます。

ssm-raspi-005

コマンドのドキュメントから、[AWS RunShellScript]を選択します。

ssm-raspi-006

ターゲットに、先ほど登録したRaspberry Piを選択し、コマンドはecho "Hello World"を入力します。

ssm-raspi-007

ステータスが[成功]となったら、出力を確認してみます。

ssm-raspi-008

ちゃんと表示されてますね。

ssm-raspi-009

まとめ

Amazon EC2 Systems ManagerでRaspbian OSに対応したことで、Raspberry PiをAWS上で簡単に一元管理が可能になります。

無数のIoTデバイスに対し、オンライン状態の把握、リモート制御、インベントリの取得といったことが可能になることを考えると、胸熱です。