Amazon RDS Cross-Region Read Replicaを試してみた

Amazon RDS Cross-Region Read Replicaを試してみた

Clock Icon2013.11.27

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ども、大瀧です。AWSのカンファレンスイベントre:Inventで発表されていたRDS Cross-Region Read Replicaがいよいよリリースされました。早速試してみました。

RDS Cross-Region Read Replicaとは

IMG_3144

Read Replicaは、DBインスタンスのデータを複製して読み取り専用の新たなDBインスタンスを作成する機能で、従来からRDS for MySQLで利用することができました。今回の新機能はCross-Regionということで、あるリージョンのDBインスタンスのRead Replicaを他のリージョンで構築することができます。これにより、MySQL DBの持つデータのディザスタリカバリ対応の高いレベルのバリエーションが増えることになります。

設定方法

従来のRead Replica作成と特に変わりません。RDS DBインスタンスを一覧から選択し、Instance Actions - Create Read Replicaを選択します。Read Replicaの要件画面に、Destination Regionの項目が増えているので、ここでRead Replicaを実行するリージョンを選択します。今回はap-northeast-1(東京)リージョンのDBインスタンスからap-southeast-1(シンガポール)リージョンにRead Replicaを作成します。

crossregion-rr01

作成中は、マスターとなるDBが一時的にmodifyingになります。

crossregion-rr04

ap-southeast-1リージョンに切り替えてみると、Read Replicaが作成されていますね!

crossregion-rr03

まとめ

かなり簡単にリージョン間Read Replicaを作成することができました。地理的に離れているのでマスターとレプリカ間の通信遅延など実際の運用で注意しなければならない点もありますが、AWSの冗長構成に強力な味方ができましたね!

参考資料

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