[Developers.IO] 勉強会の様子を配信する〜機材編〜

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背景

勉強会を開催すると希望者が定員をオーバーすることはありませんか? また、参加したいのに遠くに住んでいるから行きたいけど行けない。勉強会の時間は仕事中だから行けない。

開催・登壇する立場としては一人でも多くの人に参加してもらいたい、発表を聞いてもらいたいのに 参加したいのに参加できない人がいるのは大きな損失ではないかと思います。

また、webカメラ1台で配信をされているケースもありますが、一台のカメラでスライドと登壇者を写した場合、うまく撮れないことが多いのではないでしょうか。
スライドを写しているスクリーン(すごく明るい)と、登壇者に当たっているライト(暗い、もしくは当たっていないこともある)の光量に差があるので、スクリーンの明るさにカメラの明るさを合わせると、登壇者が暗くなる。
逆に登壇者の明るさにカメラの明るさを合わせると、スクリーンが明るすぎてスライドが読めないといった具合になるかと思います。

そこで以前弊社でYouTube Liveで勉強会の様子を配信しましたので、その時の方法をご紹介します。

視聴者に伝えたいもの

  • スライド
  • 登壇者の顔(話している様子)
  • 登壇者の声
  • 登壇者のプロフィール
  • 勉強会の日付や開催し企業や団体の名前

スクリーンショット 2016-03-13 23.27.37 スクリーンショット 2016-03-13 23.28.42

配信

昨年弊社で開催した【iOS 9 週連続 Bootcamp 9週目】の様子を配信した時の映像です。

機材

使用した機材は以下になります。
- [カメラ] Canon iVIS HF G20
- [ビデオミキサー] ATEM Television Studio
- [HDMI分配器] Blackmagic Video Assist
- [映像のコンバーター] VPC-HS2 , UltraStudio Mini Recorder

配線

会場系統図.001

PCの映像をHDMI接続で会場のモニターに出力しているのですが、その途中でVPC-HS2を繋ぎPCの映像を1080iにアップスケールして分配しています。この機材はHDMI1入力に対してHDSDIを2系統出力することができます。1系統の出力をBlackmagic Video AssistでHDSDI変換して会場モニターに出し、もう1系統をHDSDIのままATEM Television Studioまで伸ばして接続しました。

ビデオミキサーのATEM Television StudioがMacbookAirの解像度(1440x900)に対応していないため、ケーブルを挿しても映像が入力されないため映像信号をコンバートするVPC-HS2を使い1080iにアップコンバートする必要があるため上記のような接続になります。

登壇者は会場で用意したピンマイクもしくはハンドマイクで話すため、PAブースからcannonケーブルを引き、ステレオミニプラグへ変換してカメラに入力し、音声がエンベデッドされた映像信号をATEM Television StudioのHDMI-INに入力し、他の映像信号にスイッチングしてもカメラからエンベデッドされた音声だけは生かしておくようにしました。

テロップと呼ばれる文字情報の出力はビデオミキサーに接続したPCから操作します。 ATEM Television Studioでは画像を2枚同時に重ねることができます。 予め透過画像を用意してATEM Television Studioに必要な枚数キャッシュしておき、ソフトウェア上からインポーズしたいタイミングでボタンを押して映像に重ね合わせます。同時に2枚まで表示という制約はありますが、キャッシュするだけならそれ以上の枚数でも可能なようです。

ATEM Television Studioから出力される映像をHDMIで出力してUltraStudio Mini Recorderを使い、Thunderboltに変換された映像を信号をMabookProへ入力し、youtube Liveへアップロードしました。

最後に

Canon iVIS HF G20は暗所に強いカメラなので(F1.8-2.8)、会場はそんなに明るくはなく撮影場所から登壇者の距離もありましたが、非常にクリアに撮れていますね。 カメラ1台をPCに繋いで配信をするだけならusbカメラ等を使えば非常にお手軽にできるのですが、2台以上になると途端に機材量が増えてしまうのですが難点ですね。