ハンマーを使ったカニの上手な食べ方検証
re:Inventでシアトルに来ています、森永です。
シアトルは海沿いということもあり、新鮮な海産物を食すことが出来ます。
ADSJの方のご紹介でカニを食べに行ったのですが、テーブルにぶちまけられたカニをハンマーで叩き割って食べるというワイルドな料理に皆さん苦戦されていました。
どうしたら最もキレイに食べられるのかを真面目に検証し、ハサミを使ったかのごとく食べられる方法を見つけましたので、是非、ハンマーでカニを食べる際にご活用下さい。
平たい面で真ん中を叩く
誰もがまず試す方法かと思います。
木製のハンマーの平たい面でカニにジャストミートさせます。
ただし、木製のハンマーは思いのほか軽く、カニの硬い殻を割るのは容易ではありませんし、力づくで割ったとしても中の蟹の身がボロボロに成ってしまいます。
検証結果:殻を割るのが困難。身がボロボロになって食べづらい。
角で真ん中を叩く
軽い力で最大限の力を加えるにはどうしたらいいか、私は考えました。
そうです、設置面積が小さいほど、同じ力でも圧力が大きくなるのはご存知のとおりです。
[latex]\delta F=-pn{}\delta{}S[/latex]
平面で叩くのと比べ非常に軽い力で殻を割ることが出来ました。
ただし、必要以上に突き抜けてしまうため、平面で割った時と同等以上に身がボロボロに成ってしまいます。
また、細かく砕けた殻が身に混入されてしまうというデメリットも有ります。
検証結果:殻は割れるが、身がボロボロ、かつ細かい殻が身に混入して食べづらい。
平たい面で端を叩く
身がボロボロになることをどうにかするにはどうしたらよいか。
答えは、「殻だけを叩く」、これに尽きます。
カニの脚の殻だけを叩くには、端を叩く外ありません。
最初は、平たい面で端っこを叩いてみました。
結果はご想像のとおりです。全く割れません。
検証結果:殻を破るのが困難。
角で端を叩く
遂にハンマーでカニを食べるための最高のソリューションを発見しました。
身を叩かず、軽い力でカニの硬い殻を割るには、「身を叩かないよう端を」「圧力がかかるよう角で」叩くのが最善の方法ということが分かりました。
言葉で言うのは簡単ですが、少しコツが要りますので、何度も試して慣らして下さい。
ハサミを使ったかのようにキレイに殻をむくことが出来ます。
最後に
ハンマーの技術検証如何だったでしょうか。
そろそろ怒られそうなので、AWSの技術検証もしてから寝ようと思います。
カニ美味しかったです。