「技術を得る」事と「コミュ力を高める」事の相関性について

去年、入社して一週間弱で創立記念日ブログを書く事になって困惑しつつブログを書いていたな……と思いながら、今年も創立記念ブログ週間を迎えました。
1年の流れの速さを感じつつ、この流れの中で感じ・学んだ事をアウトプットする事で自身の1年間をお焚き上げし、またクラスメソッドで得られるものを皆様に共有出来れば嬉しいなと思います。

▲ 当時即席で打ったドット絵をアプデしました。32×32ではこれが限界です……

と言う畏まった挨拶で始めるブログも中々オツですね!

こんにちは、AWS事業本部のShirotaです。
水出し麦茶をリリースした事でリモートワーク時のQOLが高まってきました。
と言う訳で、今日は2018年7月入社組が1年間を振り返るアドベントカレンダー振り返りブログになります。

▲ 2018年7月入社組のSlackチャンネルでの一コマ。このビッグウェーブは乗ります

そんな同期入社の素敵な1周年エントリは以下からどうぞ!

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何の話をするの?

1年間、このクラスメソッドと言うスピーディかつアクティブな会社で働いてみて、自分の中で一つの答えが出せた事について話そうと思います。
具体的には、 「技術を得る」事と「コミュ力を高める」事の相関性 についてお話ししたいと思います。

本ブログにおける「技術を得る」と「コミュ力を高める」の定義

今回、以下のような定義をさせて頂こうと思います。

・技術を得る = 何らかの技術を自分の手で用い、成果物を出せる事
・コミュ力を高める = 他者とのコミュニケーションを最終的に齟齬無く成立させられるレベルに上げる事

「技術を得る」= 成果物を出せる?

早速定義がふんわりしているな、と感じられましたでしょうか。
ここでの「成果物」とは、主に2点の物を想定しています。

  1. 技術を自分の手で利用して、作り上げたもの
  2. 技術を自分の言葉に落とし込み、他者が理解できるように説明したもの

1に関しては特に説明は要らないかと思います。
技術を得た、は自分が用いてモノを作り上げてこそ得たと言えるものです。
これは主に、実際に仕事をする中でお客様の問題に向き合って手を動かし、ソリューションを提供出来るようになれた時に実感する事が出来ました。
次に同じような悩みを持ったお客様が現れた際にも対応出来る、と思った時に「これが技術を得ると言う事か」と感じられたのです。

前職時代、Linuxに関する研修を受け、実際にお客様先ではLinuxが乗ったサーバの対応をする機会があるだろうと考えLPIC(現LinuC)を取得しました。
ただ、当時請け負った案件はWindows Serverの案件で、資格取得の中で得たコマンドを使う機会は余り発生しませんでした。
人間、日々使わない知識の記憶は薄れていくものです。忘却曲線のように、長期記憶に入ったものでも緩やかに忘れられていきます。
勿論、一度染みつかせた技術は暫く経っても思い出せると思います。ただそこには その技術を実際に用いて何かを成し得た事があれば 、と言う前提条件が入ると私は考えています。
「あのお客様の案件のこれで困った時にこれを使って解決したな」と言う紐付けが記憶に1つ入ってくるだけで変わってくる筈です。 実際、案件で検証したAWSサービスを用いたソリューションは思い出すのが早いです。
あ、これはこの案件で見たやつだ! 」と言った具合に思い出せます。

2についてですが、ここで初めに「技術を得る」と並べて提示していた「コミュ力を高める」が出てきます。
当たり前ですが、他者が理解出来るように説明する為にはコミュニケーション力が必要になります。
より具体的に見ていくと、

  • 自分が理解した技術を伝えたいターゲット層を把握して言葉を選ぶ事
  • 理解しやすいアウトプットを構築する為の文章構成をする事

こういったものが必要不可欠です。
そしてこれらは大抵、様々な形式のアウトプットに触れる事で学習する事が可能となっています。
誰かが書いた記事だったり、勉強会へ行って聞いたセッションだったり、社内で誰かに質問した際の回答だったり……
そう、 他者を介したアウトプット をキャッチする事で学べます。

例えば、自分自身が「凄く面白かった!」と感じたものがあったとします。
それを出来る限り同じくらい、他者にも「凄く面白いものだ」と感じさせたいと考えます。
その際に、どのような事を考慮すれば良いでしょうか。
私は、以下のように考えます。

  • 相手のバックグラウンドが考慮出来る状況なら、相手が興味を持ちそうな切り口から話してみる
  • 「自身の追体験」が出来るような話の道筋を考えて話す内容を纏める

上記は、先程「具体的に必要となるコミュニケーション力はどのようなものか」と言う事で挙げた2つの具体例を更に今回の話に落とし込んだ考え方です。
このように、 自分がインプットした技術他者が使える形でアウトプット する過程で必要となってくるものに コミュニケーションの質を高める と言う事が存在しているのではないでしょうか。

コミュニケーションの質の高め方

では、実際にどうしていけば良いのでしょうか。
最適解は個人差があると思いますが、 コミュニケーションはコミュニケーションを通してブラッシュアップできる ものである事が根底に存在していると思います。
上記を根底に置いた具体的な活動例としては、実際にブログを書いてみたり、勉強会へ行って登壇してみたり、社内で誰かからの質問に回答してみたり……
そう、この文章に既視感を感じて頂けたでしょうか。
自身がインプットしたもの と同じです。
自分が取り込んだものを、今度は自分が外に出す。
その際に、多分自分がそれを取り込めたように上手く外に出せない事があるかもしれません。
そこで様々な工夫をして、自分なりに上手くいくコミュニケーションを磨いていき、成功体験を積み上げる事でベストなアウトプットを見出せるようになれる筈です。
そしてそれこそが、「技術を得る」事へ繋がっていくのです。

私は、2年前に初めて社会人になるまではずっと学生でした。
学生時代には、講義やゼミと言った形式で様々なインプットをし、それをレポートや論文と言った形でアウトプットしてきました。
今思い返してみると、教育のステップが上がるにつれ、アウトプットを磨き上げる過程でコミュニケーションの介在する機会が多くなっていっていたと思います。
そしてそれは、社会人になってからも大幅に変わる事はありませんでした。
根幹にあったのはいつも、 得たものをコミュニケーションを介してブラッシュアップし、より良い形でアウトプットする と言った事です。

今期はブラッシュアップの場数を増やす!

クラスメソッドには、「技術を得る」環境も「コミュ力を高める」環境も揃っています。
入社して1年、これを最大限に活用出来ていたかと振り返るとまだまだ出来る事ややるべき課題がいっぱいある事に気付きました。(今更!)
今回、「技術を得る」事と「コミュ力を高める」事の相関性についてお話ししましたが、まずは自分で積極的に実践していく必要がありますよね。

現在、私の所属しているコンサルティング部で実施されているAWS 再入門ブログリレー 2019もありますので、今期は今まで以上に場数を踏んでいって、より皆様にお伝え出来る事を増やし、自身のエンジニアとしてのパワーも高めていきたいと思います!