ユーザーストーリーマッピングはじめてみました

ユーザーストーリーマッピングはじめてみました

Clock Icon2015.08.21

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モバイルアプリサービス部(通称プリサー)のひめのです。 先日ユーザーストーリーマッピングのワークショップを行ったので内容の紹介をします。

プリサーでは春頃からスクラムを導入するためにコーチの方を招いています。 詳しくは弊社ブログのこちらを参照ください。 今回はコーチの木村さんにユーザストーリーマッピングのワークショップを行っていただきました。

ユーザーストーリーマッピングとは

顧客の価値、ユーザーの価値を物語で語ることで、情報を引き出すユーザストーリーと、ユーザーの価値を優先付けしたものをマッピングすることで全体を俯瞰して見ることができるもの

詳しくはこちらを。私もワークショップを受けた後に購入しました。

ワークショップ

5,6名のチームにわかれて以下の作業をしていきました。

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  • 今日の朝起きて、家を出るまでの自分の体験を付箋に書く(個別)
  • 時系列に並べる(チーム)
  • カテゴリを並べる(チーム) 例:身だしなみ(髪の毛を整える、洋服を着替える)
  • カテゴリ内を優先順に並べる(チーム)
  • 各チームシェア
  • 想定した人を変えると流れも変わる
  • 依存関係で優先順序が変えられないものがあったり

そして最後は「最低限これができていれば家を出れる」というラインを決めていきます。

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10分、15分で家を出る! ステキなビジネスマン! 意識の高いサラリーマン! など、それぞれチーム毎に前提を決めてリリースラインを決めます。

ユーザが異なることでリリースラインが異なる

全チームが同じ「朝起きてから家を出るまで」の体験を付箋にしているので、チーム毎に大きく異なる付箋はあまりないのですが、想定するユーザが異なることでリリースラインは全く異なるものとなっていました。

想定するユーザーを明確にし、ユーザーがストーリーを完結できる最低限のラインでリリースをすることで、検証を早く行い、改善を行う。この作業を繰り返し行うためにユーザーストーリーマッピングは視覚的にとても理解しやすいです。(想定ユーザが複数いた場合にはユーザにも優先順をつけます)

他にも、ユーザーストーリーの流れの中で、どのストーリーでどういった気持ちになっているかを考えることでUXの検討にも使えるというのもポイントかと思います。

最後に

私自身もスクラムをはじめてみて(と言ってもスタートラインにやっとたてたぐらいですが。。)ユーザーストーリーを書いたことがあります。 その際、膨大なストーリーに優先順位をつけると、パッと見た時に前後関係やリリースの単位が見えにくく、本当にリリースできるものになっているか、非常に不安に思えるものでした。 ユーザーストーリーマッピングを行うことで、これらが解決できるのではないかと強く感じたので、今後はもっと深く掘り下げて勉強したいと思っています。

また、プリサーは基本受託開発ですので、是非お客様と一緒にユーザーストーリーマッピングを行うことで、より良いものを作って行きたいです。 ということでプリサーと一緒にモバイルアプリサービスを作りたい会社さんは是非お声がけください。 未熟なところもありますが全力で良いものを一緒にお作りいたします!!

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