GoogleTagManagerでサイトに一定期間だけメッセージを表示しよう
もう年末年始ですね。GW休暇や夏休みなど、一時的にサイトにメッセージを出したい時にオススメの方法です。すでにGoogleTagManager(以下、GTM)を導入している方向けの内容となっています。もう少し根本的な話はまた今度、ブログで書こうと思います。
新しいタグの作成
GTMにログインして、「新しいタグ」を選択します。
タグタイプに「カスタムHTML」を選択
タグには適当な名前を付けてください。今回は「Corp_年末年始2017メッセージ」としています。
「タグの設定」をクリックし、「カスタムHTML」を選択します。
カスタムHTMLの設定
HTMLに以下のコードを入力します。
(なお、サイトでjQueryを利用していない場合は動きません。)
<script> $("iframe").before('<p class="temp-message">誠に勝手ながら、12月23日(土)〜1月3日(水)の間は休業となります。<br>上記期間中にいただいたお問合わせにつきましては1月4日(木)より順次対応いたしますので、何卒よろしくお願いいたします。</p>'); </script>
今回は問い合わせフォーム(iframe)の直前にメッセージを表示したかったので、iframeを指定しています。
ちなみに、iframeの場合はSNSボタンなどでも利用されていることがあるので、それらが対象外になるように調整してください。
トリガーの設定
サイト全体を指定したい場合は、「All pages」(すべてのページ)を選択します。
表示したい箇所が一部の場合は、URLなどで細かに設定しましょう。ここでは割愛します。
選択したら、「保存」ボタンを押してください。
プレビューで確認
一覧ページに戻るので、右上にある「プレビュー」ボタンをクリックします。
指定したページに表示されているか確認してください。
タグに掲載期間の設定
さきほど設定したタグ(Corp_年末年始2017メッセージ)を開き、HTMLをクリックします。
下の方に「詳細設定」が選択できるようになるので、クリックし、「カスタムのタグ配信スケジュールを有効にする」にチェックを入れます。今回は年末年始のメッセージなので、開始日と終了日に表示したい期間を設定します。また、ページが表示されたときに1度だけ配信されればいいので、「タグ呼び出しオプション」も「1ページにつき1度」に変更しておきましょう。
公開
右上の「公開」ボタンを押して、リリースしましょう!
GTMでは、自動的にバージョン管理されるのも安全に使える理由のひとつです。
万が一、想定外のエラーが発生してしまった場合は、焦らずにバージョンを戻しましょうね。。。
それでは、良いお年を!