Elastic StackのX−Packを試す(Monitoring編)

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検証時のX-Packのバージョンはrc1です。
GAリリース時は仕様が変わっている可能性もございますのでご注意ください。

こんにちは、藤本です。
Elastic Stackもrc1までリリースされました。これからはGAリリースに向けてバグフィックスが主なアップデートとなっていくことでしょう。

全6回で X-Pack をおさらいがてら機能を試しつつ、新機能を確認していきます。

今回はMonitoringを試してみました。

X-Packを試すシリーズのその他のエントリは以下をご参照ください。

またMonitoringは以前、本ブログでも木戸が紹介していますのでそちらもご参考にしていただければと思います。

Elasticsearch Marvel 2.x はプロダクションでも無料で使えるので入れておこう。

Monitoring

MonitoringはKibanaのWeb GUIからElastic Stackの監視を行うことができる機能となります。X-Packの機能の中で唯一無償で利用することができる機能となります。ただし、無償利用は1クラスタまでに限るのでご注意ください。

現在はElasticsearch、Kibanaを監視することができます。Kibanaの監視はX-Packから追加された機能です。LogstashもMonitoring APIsを取り込まれるやら、取り込まれないやらという話です。

監視項目は大きく以下のように分かれています。

  • Elasticsearch
    • Cluster Overview:クラスタ単位のステータス
    • Indices:インデックス単位のパフォーマンス、シャード情報
    • Nodes:ノード単位のパフォーマンス、シャード情報
  • Kibana
    • Overview:アクセス状況
    • Instances:ノード単位のパフォーマンス

Monitoring_-_elasticsearch_-_Overview

詳細は一つ一つ説明していきます。

Elasticsearch Cluster Overview

Monitoring_-_elasticsearch_-_Elasticsearch

検索、インデキシングのアクセス数、レイテンシをラインチャートで確認することができます。ラインチャートにマウスポインタを当てることで、他のチャートにも時間軸が表示されるのは嬉しいです。この機能はKibanaのダッシュボードにもあると嬉しいです。

またShard Activityからシャード単位のステータスを確認することができます。

Elasticsearch Indices

インデックスは全体のサマリと一つ一つの詳細画面があります。

Monitoring_-_elasticsearch_-_Elasticsearch_-_Indices

サマリではクラスタ全体の全てのインデックス、インデックス単位のドキュメント数、データ容量、アクセス状況の最新値を確認することができます。

Monitoring_-_elasticsearch_-_Elasticsearch_-_Indices_-_logstash-2015_05_18

詳細ではインデックス単位のドキュメント数、データ容量、アクセス状況に加えて、セグメント数、メモリ使用量の推移を確認することができます。

Elasticsearch Nodes

ノードもクラスタ全体のサマリと一つ一つの詳細画面があります。

Monitoring_-_elasticsearch_-_Elasticsearch_-_Nodes

サマリではクラスタ全体の全てのノード、ノード単位の役割、CPU、JVM Heapのリソース使用状況の最新値を確認することができます。

Monitoring_-_elasticsearch_-_Elasticsearch_-_Nodes_-_5-mmWGx

詳細ではノード単位のリソース使用状況に加えて、レイテンシ、Indexメモリ使用状況の推移を確認することができます。

新機能

X-PackからKibanaの監視が追加されました。

Kibana Overview

Monitoring_-_elasticsearch_-_Kibana

Kibanaのアクセス数、レスポンスタイムを確認することができます。

Kibana Instances

Instancesはクラスタ全体のサマリと一つ一つの詳細画面があります。

Monitoring_-_elasticsearch_-_Kibana 2

サマリではKibanaのノード、ノード単位のCPU、メモリのリソース使用状況、アクセス数、レスポンスタイムの最新値を確認することができます。

Monitoring_-_elasticsearch_-_Kibana_-_localhost_localdomain

詳細ではノード単位のCPU、メモリのリソース使用状況、アクセス数、レスポンスタイムに加えて、HTTP Connection数、Node.jsのイベントループ遅延時間の推移を確認することができます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

Monitoringは無償で利用できるプラグインです。開発元のElastic社がElastic Stackを運用する上で必要な監視項目を考え、実装したものです。導入しない理由はないと思いましたまる