[イベントレポート] [バレンタインなのに勉強会なの!?] 集まれSwift好き!Swift愛好会 vol16 に参加してきました! #love_swift

2017.02.14

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はじめに

おばんです、最近プログラミングに集中するために、アニメ『けものフレンズ』のオープニング曲『ようこそジャパリパークへ』を延々と聴きながら作業する田中です。

今回は21_cafeさんで開催された、Swift愛好会さんの第16回に参加してきたのでそのまとめをお届けします!

イベント概要

Swift好きで集まって、ビール片手にわいわい LT会です!

Swiftからプログラムを始めた方 Objective-C時代からやってきた方 他の言語(JavaやRuby)をやりながらSwiftを勉強されてる方 いろんな背景の人で集まってSwiftを遊び倒したいです!

Connpass より一部抜粋

談義タイム

Swift愛好会さんでは開始早々ビールを開けて乾杯する文化と、特に時間を気にせず発表する談義を行うという文化があります。

談義1:星野恵瑠さん(ほしのえる さん)「なにこれなにこれ!Playground が使える Framework?すっごーい!」

FrameworkをPlaygroundで使うと色々いいことがあるよ!すごーい!という内容。

実際にPlaygroundで使うことのできるフレームワークの作りかたを、日本語を使ったソースコードを交えたユニークな説明をしていただきました。 日本語プログラミングがかなり面白かったです。

談義2:田畑 浩平さん「ライブラリとSwiftLintの辛いお話」

ライブラリへSwiftLintを導入する際につらいときがあるという話。 ビルド時にのみ実行したScriptがArchive時にも実行されてしまっていたことがつらい。その解決のためにAggregateを使って解決するとのこと。

Agregateを使うことでビルドやアーカイブの際にはSwiftLintを実行しない、という設定ができるとのこと。

談義3:Yoshikuni Katoさん「川で例えずに理解するObservable」

Rx(Observable)といえば川。それくらい川に例えられがちなものですが、それを使わないで説明するという発表。

ObserverはClosureの薄いラッパー。ObservableはObserverの登録先。OvserveというのはClosureを登録する処理。

  • 英語: Observer observe observable (SVO)
  • コード: observable.observe(observer)

というふうにコードで書くと英語と逆になってしまう。なので違和感はあるけれど、observable observed by observerと捉えると少しはしっくりくるよ!というRxをよく知らない自分からすると、目からウロコなとてもわかりやすい内容でした!

談義4:Naohiro Hamadaさん「SwiftでのMethod dispatchについて」

protocolのデフォルト実装として宣言されたメソッドと、そのprotocolに準拠したクラスで宣言して重複したメソッドはどちらが呼ばれるべきか?というお話を皮切りに、それが決定されるのはいつになるかという内容など。

談義5:Tamaki Shingoさん「ENJOY BREAKPOINT」

Swiftのビルド遅い問題を助けてくれるブレークポイントの使い方として、Edit Breakpointのお話。

ログを出す、音を流す、などといったシンプルながら強力な方法や、Apple ScriptでMac上にNotificationを出したりLLDBコマンドを使って凝ったことも出来るようになるとのことです。こういったブレークポイントをうまく活用することで、ビルドする回数を減らしてビルド時間が遅い問題を解決できるという紹介でした。

懇親会

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そしてバレンタイン開催ということで、 彼女/彼氏いないエンジニア枠 で参加を表明した人にはスタッフから手作りチョコ菓子が...!!

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女神...!!!

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まとめ

毎度ながら楽しく優しい人々の集まった会で、美味しいお酒が飲めました?

個人的にはReactiveの話とブレークポイントの話が実際に困っている問題に対して説明してくれていてとても参考になりました! 来て良かったSwift愛好会。