[イベントレポート] 俺コン day2 に参加してきました! #orecon_ios #akibaswift

2017.10.09

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はじめに

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おばんです、渋谷チーズスタンドに行って高いチーズの味を覚えた田中です。ブッラータという種類のチーズが美味しすぎるので、乳製品とかチーズが好きな人はぜひ一度行ってみてください...!

さて、iOSの国内カンファレンスである iOSDC が開催されたのももう先月ですね。本日はそのiOSDCに提出されたCfPで、 リジェクトされてしまったけれども俺たちが聞きたかったトーク!!! を集めた俺コンというイベントで運営として参加したのでまとめます!(内容は普通の参加レポートです)

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Day2では弊社クラスメソッド株式会社が飲み物スポンサーを担当させていただきました。AWS系のイベント以外ではレアかもしれないめそ子さん初代&2代目ステッカーと、美味しいビールをお届けしました!

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責務範囲を意識するというお話 / 星野恵瑠 (@lovee)

田中の感想

プログラミングの初心者がよく理解につまづく最初の関門にDelegateパターンがあります。やりたいことの説明としては「子の要素から親の要素にイベントの発生を伝搬させること」で、なんとか使い方は理解するものの、それが何を意味しているのかということの理解はまたもう一歩難しい話だったりします。この発表ではその意味について、車と持ち主の例でわかりやすく解説されています。

また、weak/strong参照や、具象型ではなく抽象型であるprotocolに依存することの意味についても具体的なコードを交えながら説明されていて、素晴らしい発表だと思いました!

よりよいネーミングを目指して / takasek (@takasek)

田中の感想

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> 殺伐としたスレにインド象が! <

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この発表はよくありがちな命名の問題を具体的なコードを交えながら説明されていました。「矛盾したコードはコードリーディングを遅くする」ということが、心理学の見地からも証明される話が面白かったです。

問題を解決するための具体的な提案として、リーダブルコードリファクタリングといった鉄板の書籍から手法を引用して紹介していたり、明日のコーディング活動に役立つ発表をいただきました!

漸進的にViewControllerの肥大化を防ぐ / 林和弘 (@kazuhiro494949)

田中の感想

設計に関するトークではMVCやMVVM, VIPERなど、具体的な形に関する紹介が多いですが、本当に大切なのは「テストができるかどうか」だったりします。また、それらの設計パターンのどれを用いてテスト容易性を担保するかは、プロダクトのフェーズによっても変わることです。この発表はいかにして設計を「育てていくか」について話されていて、とても本質的に感じました。良い資料です!

LT資料

懇親会

Day2の懇親会は食事スポンサーとしてリクルートマーケティングパートナー株式会社様、飲み物スポンサーを弊社クラスメソッド株式会社が努めさせていただきました!

「とんがりコーンと寿司」というこれまでに見たことのないパワーある並び。

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TrackCで行われたbannzai(@yhirose741)さんの 「マッチョにユニティちゃんのアニメーションをつけた話」 の発表にデモとして使われたマッチョと写真を撮れるカメラが猛威をふるっていました。

まとめ

今回俺コンに AKIBA.swift として参画させていただくことになり、キュレーターとして 設計/命名/責務分け というテーマを設定してトークを選ばせていただきました。奇しくも選んだトークの内容がエスカレーションしていくような順序となり、司会兼一聴講者としてとても勉強になるトラックになってとてもよかったと思っています!

登壇いただいたみなさま、一緒に運営してくださったスタッフのみなさま、そして参加いただいたみなさまのおかげでとても楽しい会にすることができました。改めてありがとうございました!