プロ野球開幕直前!野球の魅力を18人がLTで語る「BPStudy#139 – Baseball Play Study 2019 春」に参加してきた #bpstudy
先日行われたMLB開幕戦、アスレチックスvsマリナーズ第2戦。そうです、あのイチローの引退試合(となった試合)を現地で観戦してきました。『こんな(イチローの出る試合を観戦する)機会、もう二度とねぇぞ』という事で奮発して1塁側エキサイトシート(右翼手イチローの守備が一番近くで観れる場所)をゲットして観戦に臨みました。内容については御存知の通り。残念ながら安打シーンは拝めませんでしたが、以下の様なアングルで守備を、そして引退セレモニーに至る流れの全てを現地:東京ドームで観戦する事が出来ました。感動からの涙腺緩みまくりでした。一生の記念です...
そんな経緯もあり、個人的な野球熱が盛り上がってきたところへ下記のイベントの告知があり、ラインナップも何やら凄そうだぞ...という事で参加してきました。
会場はハロー貸会議室@新宿。参加規模は総勢100名に達しようかという大きめの規模、且つ非常に出席率も熱量も高く、大いに盛り上がった内容となっていました。発表者18名(!)という非常に大盛りコンテンツでしたのでそれぞれのLTセッションの内容はざっくりしたものになりますが、雰囲気を感じ取って頂ければ幸いです。(※スライド撮影写真、ところどころ隠れてしまっているのはご容赦ください。座席確保位置完全に見誤った...orz)
立ち見が出るほどの大盛況。これはキャンセル率3.34%です #BPStudy
— ちなヤクのござ先輩 (@gothedistance) 2019年3月27日
目次
イベントのイントロ的な内容はこちら。
そしてイベント本編となるLTx18本の目次についてはこちらからどうぞ。(野球にちなんで得点板風デザインにしてみました)
回 | 表 | 裏 |
---|---|---|
1 | 1回表: 俺の世代ってポンコツ世代?~自分の世代を他の世代と比べてみる | 1回裏: 今年のブレイク枠は、来年の五輪代表は誰だ?今年のプロスペクトをデータで紹介 |
2 | 2回表: そうだ 遠征、行こう。 | 2回裏: 野球応援歌「ありがちフレーズ」大賞2019 |
3 | 3回表: カープとプロ野球が繋いだ私のキャリア | 3回裏: テキストマイニングによる新外国人選手の分析 |
4 | 4回表: BEST HIT NPB ~ 登場曲アーティストヒットチャート | 4回裏: 横浜優勝ダッシュボードで今年のペナントを一緒に戦う |
5 | 5回表: 采配の心理学 -盗塁企図に潜むバイアス- | 5回裏: 2019年の「覚醒枠」は誰だ!~鈴木、山川、岡本に続け~ |
6 | 6回表: 野球エリートについて語るときに我々の語ること | 6回裏: メジャーリーガーの「撮れ高」-入門セイバーメトリクス |
7 | 7回表: 髭 ~ダンディー・バッター・ラプソディー~ | 7回裏: 根尾くん、吉田くんらで覚える「トラッキングデータ」 |
8 | 8回表: 野球キーボードを作る | 8回裏: キンガクハスイテイデス |
9 | 9回表: 数字の魔力 | 9回裏: 数字から読む内野打球アワード2018 |
セッションレポート
表彰スポンサー(Baseball Geeks)様の紹介
- Baseball Geeks | Think logically, move emotionally
- (当イベントにおける)賞の選考基準についての説明
- 開催に際してのお知らせ
- 開催に先立ち、本日発表予定だった中川伸一(@shinyorke)さんが欠席される旨、連絡がありました。
LTの予定でしたが、お仕事逼迫しててアレなので登板回避しました申し訳ないm(_ _)m なお、ネタはほぼできてるのでブログもしくは他所のLTかなにかで成仏させます&Baseball Geeks賞はもちろんやるんで皆さん愉しんで! Baseball Play Study 2019 春 (BPStudy#139) https://t.co/MRZgFjE2da #bpstudy
— Shinichi Nakagawa (@shinyorke) 2019年3月26日
- 登板(発表)時間は1人6分。
始球式『野球好きの私がシーズンオフに起こした禁断症状』
- 発表者:佐藤治夫(@haru860)さん
- 【症状1 Webで迷子】:
- ケーシー・マギー選手に思いを馳せ、日本を去った後に現状が知りたい!と思いWebで検索。記事がヒットするも"マギー違い"(モデルのマギーがヒットする)という事態に遭遇。
- 【症状2 空耳というか誤認】:
- 採用面談にて『保守を担当してまして...』『捕手やってたんですか!』→『え? おかしなこと言ってます僕?"』
- 『捕手(保守)の範囲内で対応します』
- #WeeklyOchiai のハッシュタグを『週刊落合博満』と認識(※正解は週刊落合陽一)
- 経営の数字をチェックしている際『334』という数字をつい探してしまう、など
1回
1回表: 俺の世代ってポンコツ世代?~自分の世代を他の世代と比べてみる
- 発表者:ぴちゃー(@S_mizusashi)さん
- 自身の生まれた年(1987年)生まれの選手の活躍度合い、割とポンコツなのでは?
- 調査してみる:1980〜1994年世代までの情報をスクレイピングツールを使って収集、世代別に振り分けて分析
- 調べてみたらそんなにポンコツでも無かった(下の世代が居た)
1回裏: 今年のブレイク枠は、来年の五輪代表は誰だ?今年のプロスペクトをデータで紹介
- 発表者:くまぴ(@kumappp27)さん
- 3年目まで/新人王資格がある/ドラフト1位では無い、という条件に合った選手から『来年の五輪代表』になりうる有望株(プロスペクト)を探す
- データは『プロ野球データFreak』様のものを活用。(神サイト)
- プロ野球データFreak
- 弾き出された選手達
- 坂倉将吾 - Wikipedia(広島)
- 塩見泰隆 - Wikipedia(ヤクルト)
- 浜地真澄 - Wikipedia(阪神)
発表資料
2回
2回表: そうだ 遠征、行こう。
- 発表者: 林大輔(@HayashiDaisuke)さん
- 『遠征した事ある人!』→参加者の6〜7割が挙手
- どこにでもいる阪神ファン、どこにでも行くロッテファン
- 遠征のパターン分け
- オーソドックス型/有給休暇を使わなくて済む
- クイック型/日帰り遠征旅、宿泊代が浮く
- 変則型
- 継投型/1回の遠征で異なる2カードを観戦
- 12球団別オススメ遠征日程・プランを紹介
発表資料
2回裏: 野球応援歌「ありがちフレーズ」大賞2019
- 発表者: あわな⚾️(@a_w_a_n_a)さん
-
応援歌、同じようなフレーズ多くない?という事で分析してみた
- 12球団応援歌をMeCabで品詞分割
- 出てくる単語の頻度をWordCloudで調査
- 「オイ!オイ!」多過ぎ
- 審議の結果、条件を変更して再解析
- まとめ
- オイ!オイ!言いがち
- 3大ワード、3大動詞を並べとけばそれっぽい応援歌が出来る
3回
3回表:カープとプロ野球が繋いだ私のキャリア
- 発表者: tomoko(@tomoko_and)さん
- カープが好きな気持ちで転職
- 好きな選手:菊池涼介
- 好きな菊池の年俸:3900億円
- 社員紹介ページの「カープ観戦の日は17:00で帰ります」を見て採用応募→転職へ
- 転職後、カープ好きが高じて色々カスタマイズ (例)zoom(ビデオ会議システム)のバーチャル背景画像にMazda Zoom-Zoom スタジアム広島を設定、など
3回裏:テキストマイニングによる新外国人選手の分析
- 発表者: ちぃといつ(@7pairs)さん
発表資料
- 好きなゲッツー: 7-2-3
- LT中にディスプレイのコンセントが外れる→修復の様子を「阪神園芸だ!」と評する参加者一同
- プール状態の甲子園を見事試合再開させた「阪神園芸」のグラウンド整備が凄いとツイッター投稿殺到! - NAVER まとめ
- ベイジアンフィルタで新聞記事を振り分けて、ダメ外国人選手をあぶり出す
- 分析方法: 収集記事をMeCabで分かち書き→ベイジアンフィルタプログラムで分析
4回
4回表:BEST HIT NPB ~ 登場曲アーティストヒットチャート
- 発表者: joe uragami(@joe_uragami)さん
-
らいにょん(西武ライオンズのゆるキャラ)を描いた人です
- 選手の登場曲、どんな曲が使われているのだろうか→そうだ、ヒットチャートを作ってみよう
- 3位/Ala Jaza(ドミニカ出身アーティスト)、2位/GReeeeN、1位/WANIMA
発表資料
4回裏:横浜優勝ダッシュボードで今年のペナントを一緒に戦う
- 発表者: yagirihara(@yagirihara)さん
-
横浜ファン歴、1999年より開始=(98年以降)優勝していない
- パワプロはいつも98年版(横浜優勝時のもの)をプレイ
- \横浜優勝/をもっと別の形で喜びたい
- 横浜優勝 (よこはまゆうしょう)とは【ピクシブ百科事典】
- なので可視化してみた。
- Pythonでスクレイピング
- ElasticSearchに投入
- Kibana(Canvas)で可視化
- 可視化イメージ
発表資料
5回
5回表:采配の心理学 -盗塁企図に潜むバイアス-
- 発表者: なういずスポーツ(@nowism_sports)さん
- 「効果的でないのになくならない采配」について考察
- 認知心理学の観点から
- プロスペクト理論 - Wikipedia
発表資料
5回裏:2019年の「覚醒枠」は誰だ!~鈴木、山川、岡本に続け~
- 発表者: ツッキー(@rs_tukki)さん
-
覚醒枠の定義:ある年に急に成績が伸びる若手野手(例) 鈴木誠也(広島,2016年)など)
- ◯原のほうの"覚醒"ではありません
- 覚醒間違いなしのイチオシ枠:村上宗隆(ヤクルト)
- 期待枠:内田靖人(楽天)、神里和毅(DeNA)
6回
6回表:野球エリートについて語るときに我々の語ること
- 発表者: 最所 あさみ(asami saisho)(@qzqrnl)さん
-
まずは定義を整理しよう。野球エリートの対義語は?→雑草魂
- 野球エリートとは?野球エリートの分類基準
- 1).フィジカル orノンフィジカル
- 2).科学的 or 伝統的
- 分類結果(※個人の感想です)
- ノンフィジカルでエリートは通用しないのか?→否。神(イチロー)の引退会見にそのヒントが。("基本的な基礎の動きって、おそらくメジャーリーグの選手より日本だったら中学生レベルの方がうまい可能性だってありますよ。"の部分に言及)
- "イチロー節"全開、85分間の引退会見 一問一答ノーカット「孤独感は全くない」 | Full-count | フルカウント ―野球・MLBの総合コラムサイト― - (6)
- 野球エリートを研究することは日本型エリート教育を考え直すことでもある
- 絵に描いたようなエリート:菅野智之(巨人)。
- 二世で大成した数少ない選手。一方で挫折も経験している
- まとめ:
- 菅野がエリートとして大成した理由を探ることで、日本型エリートの育成方法も見つかるのでは。
- \菅野の半生記を書いて死にたい/
6回裏:メジャーリーガーの「撮れ高」-入門セイバーメトリクス
こちらのLTは冒頭アナウンスの通り発表者欠席のため空き時間となりました。
そしてこの時間を使い、今回で引退(?)をされる最所さんに対し、今後の飛躍を期待してイベント主催から大谷ユニフォーム(エンゼルス)が贈呈されていました。
#bpstudy 引退登板が無事に終わってホッとしてたら
「最所選手が今回をもって引退ということで、イチローが引退会見で『大谷には世界一の選手になってもらわなければ』と語っていたことにかけて、今後の飛躍を期待して大谷ユニを贈ります!」
とサプライズされて泣いてる? 世界獲りに行ってきます! pic.twitter.com/UYRRZutVzj
— 最所 あさみ(asami saisho) (@qzqrnl) 2019年3月27日
7回
7回表:髭 ~ダンディー・バッター・ラプソディー~
- 発表者: 岸本雅弥 さん
-
我が巨人軍、ここ3年優勝していない
- 巷では、髭の選手が活躍している。髭に何かパワーがあるのでは?
- 巨人は髭禁止球団であるが、勝利のために解禁すべきでは?
- 『髭を知り、己を知れば百戦危うからず』という事で色々分析・考察してみました
- 髭ルール
- 髭フロー
- データ取得→選手名鑑の顔写真で髭チェック(作業時間の80%がコレ)→SPSSを使って分析(もどき)
- 髭についてわかること:概ねイメージ通り。
- 髭戦記:成績と髭歴史を照らし合わせて行くことで見えてくるものがあった(髭ストーリーの発見)
- 筒香嘉智(DeNA)の場合
- 畠山和洋(ヤクルト)の場合
- 浅村栄斗(西武)の場合
- 良かったこと・気付いたこと
- 選手の顔をじっくり見れた
- 髭の選手の活躍度合い
- 松田宣浩選手(ソフトバンク)が好きになった(理由:いつもめっちゃ笑顔)
発表資料
7回裏:根尾くん、吉田くんらで覚える「トラッキングデータ」
- 発表者: Ryota Morimoto/森本 崚太(@ryota_mrmt)さん
- トラッキングデータ:
- Baseball Geeksメッセージ | Baseball Geeks
- データに異変!今後のBaseball Geeksの展開とお知らせ | Baseball Geeks
- ボールの変化量についてデータの見方を解説。
- ホップ成分・シュート成分について
- 『ボールの変化量』という考え方
- 甲子園を沸かせた投手たちについて、映像を交えて解説。
8回
8回表:野球キーボードを作る
- 発表者: 馬美肉(@chiastolite)さん
- 好きなゲッツー: 3-2-3(※満塁の時くらいしか遭遇するチャンスがない)
- 贔屓な(球団の)グッズ、ありますよね?
- PC周り寂しくない?という事でキーボードを自作してみました
- 野球っぽく自作のキーキャップ『C』を用意(これ1つだけで3000円した&海外取寄せしたらしいです)
- 実演デモ:キー押下時に任意のキーや『C』を押した回数で文字列を入力
- K:三振、2:捕手
- Cを押下した回数で異なる選手名を表示
C → すずきせいや CC → たなかこうすけ CCCCC → ちょうのまさよし C×9 → まるぽいんたーえくせぷしょん#bpstudy
— Taichi Watanabe (@taichiw0424) 2019年3月27日
- 上記コマンドの解説:
- 鈴木誠也=背番号1(Cを1回)
- 田中広輔=背番号2(Cを2回)
- 長野久義(人的補償で巨人から広島へ移籍)=背番号5(Cを5回)
- 9(Cを9回)=丸佳浩(昨年までカープに在籍していたが今年巨人に移籍したのでカープ的には「空き番号」のためNullPointerExceptionならぬMaruPointerExceptionが発生したと思われる)
- 広島東洋カープ|2019年背番号変更&空き番号 | プロ野球データルーム
- 広島東洋カープ|2018年背番号変更&空き番号 | プロ野球データルーム
- NullPointerExceptionとは (ヌルポインタエクセプションとは) [単語記事] - ニコニコ大百科
- 自作キーボードの難点
- 0番台の背番号の選手は出せない
- 育成選手を出すのが面倒くさい
8回裏:キンガクハスイテイデス
- 発表者: 難波 大輔(@Dan_Namba)さん
一塁側にベイスファンが固まっているので、ここはハマスタ #bpstudy
— Tsuchiya Kenichi (@Ken1Tsuchi8) 2019年3月27日
- 機械学習を使って選手の年俸を推定
- 2015年〜2017年の選手成績及び年俸データを使って機械学習モデルを作成、2018年の年俸がどれくらい当てられるかチャレンジ
- データはDELTA社が運営する神サイトから入手(有償)
- 1.02 - Essence of Baseball | DELTA Inc.
- DELTA社の年俸予測の精度を上回れるかに挑戦
- 作業内容
- 結果:勝利!
発表資料
9回
9回表:数字の魔力
- これらの数字、何の意味か分かりますか?(会場では全て即答でした)
- 「334」 *1
- 「1 3 4 14 16 34」 *2
- 「3.29」 *3
- 「10.8」 *4
- 「42」 *5
- 数字の持つ力について
- 背番号について:「18」って何でエースナンバーなの?
- 幾つかの説がある
- 巨人選手間(中尾碩志→藤田元司→堀内恒夫)での背番号継承
- 「歌舞伎十八番」から
- チコちゃん(=チコ・バルボン)に叱られる
- 背番号、数が小さい程「活躍を期待」、大きくなると「期待はずれ」の傾向がある
- 4象限でまとめてみた:傾向と分析内容を解説
発表資料
9回裏:数字から読む内野打球アワード2018
- 発表者: dankichi(@dankichi)さん
- どこの球団も持ってる「チャンスで凡打」、贔屓チームに多くないですか?という思い
- データを洗い出して分析してみた
- 2018 チームごと内野ゴロ数
- 過去4年間の内野ゴロ数
- 2018 内野ゴロTOP10
- 2018 併殺数TOP7など
- そもそも何でドラゴンズは内野ゴロが多いんだ?
- 外野に打球を飛ばせないのでは?
- 指標:内野打球率=内野打球÷全打球
- 2018内野打球率:結果としてドラゴンズ、12球団で一番外野に打球が飛ばないチームに
- その他様々な考察を展開
- 結論
- そら(内野に打球が飛んでも)
- そう(アウトに出来ないんだったら)
- よ(勝てないよね)
発表資料
まとめ
という訳で、『BPStudy#139 - Baseball Play Study 2019 春』参加レポートでした。(※また、このレポートでDevelopers.IOでの通算投稿本数が868本目となりましたことを合わせてご報告致します。)
イベントの最後には表彰スポンサーであるBaseball Geeks様から、印象深かった計3名の発表者に対しプレゼントが贈呈されました。
本日の発表でbaseball geeks賞をいただきました! 采配×心理学×hackの面白さが伝わったとのこと、光栄に感じます! 次回以降もっと完成度の高い発表できるように頑張るぞー? #bpstudy pic.twitter.com/uTbifu1aQ0
— なういずスポーツ (@nowism_sports) 2019年3月27日
本日の頂き物その1 #bpstudy pic.twitter.com/NOLCKEqaDJ
— Tsuchiya Kenichi (@Ken1Tsuchi8) 2019年3月27日
こちらのイベント(BPStudy - Baseball Play Study)、参加するのは今回が初めてでしたが登板(=登壇)された投手(=発表者)の皆さんいずれも『野球への愛』の注ぎ具合が半端なく、各位5-6分程度の短い時間ながらも非常に濃ゆい話を聞くことが出来ました。発表頂いた皆さん、ありがとうございました!