[RPi初心者向け]スクレイピング・ハッキング・ラボを実践するためにRaspberry Pi Zero Wスターターキットをセットアップした記録

スクレイピング・ハッキング・ラボの第12章を試すために購入したRaspberry Pi Zero Wスターターキットをケース込で組み立てた記録です。
2019.09.28

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はじめに

技術書典7で購入した書籍「スクレイピング・ハッキング・ラボ」の第12章を実践するべく注文していたRaspberry Pi Zero Wスターターキットが届きました。

スクレイピング・ハッキング・ラボ(ダウンロード販売用) - サイバーメガネ書店 - BOOTH

書籍の該当章ではスクレイピングの実践に焦点が当てられており、RPiそのものの組み立てについては特に細かく触れられていません。RPi自体を初めて触る場合に機材の問題で手間取りそうな感じもあったため、実際にスクレイピングの着手に至れるまでの過程をまとめてみました。

RPiの入手

SwitchScienceにて購入しました。アカウントの作成が必要です。

RPiに使えそうな余剰機材が手元にないため、問題なく設定ができる想定にてスターターキットにて。本体がむき出しのままになるのは好みでないため、装着が問題なく且つ見栄えの観点でスケルトンケースも合わせて選択しています。

Raspberry Pi Zero W スターターキット(16GB版) - スイッチサイエンス

Adafruit Raspberry Pi Zero用ケース - スイッチサイエンス

合わせて4,989円程度になります。在庫に問題なければ2〜3日程度で届くと思います。今回はネコポスでした。

キーボードと必要に応じてマウスも準備しましょう。なお、RPi Zero WのUSB接続口は3つあります。そのうち2つは以下の通り固定されるはずです。

  • HDMI変換アダプタ
  • 電源ケーブル

USBハブの予備がない場合は揃えておいた方が困らずに済みます。

RPiの組み立て

包装はとてもシンプルです。気になる場合は静電気防止策も立てておきます。

スケルトンケースに取り付ける際、ケース構造の関係で注意が必要です。赤丸の箇所が基板の上になるよう差し込んで引っ掛けたあとに、四隅を押し込む形で基版の穴をケース4箇所の丸い足場へはめ込みます。

組み立て後は以下のようになります。なお、2x20ピンヘッダは装着時にHDMIの信号がモニタ側で受け取れなかったため、実際には外しています。

電源投入はアダプタを本体に取り付けてコンセントに挿し込むだけです。

初期画面はGUIです。CLIのほうが良い場合は、ホームメニューから「Preferences」→ 「Raspberry Pi Configuration」にて、SystemのBootを「To CLI」にしましょう。

あとはWiFi設定をすることで、当書籍に沿って問題なくスクレイピングが出来るはずです。

あとがき

単純なスクレイピングのみならず、RPiの組み立ても交えた楽しみを得るために購入してみました。RPiを初めて触る場合でも、スターターキットを用いることで設定の不安は除けると思います。

場所もとらず、手軽に試せるので、迷っている方は是非おすすめします。