[レポート] 心理的安全性ゲーム in 福岡 を開催しました #心理的安全性ゲーム

2019.05.24

この記事は公開されてから1年以上経過しています。情報が古い可能性がありますので、ご注意ください。

はじめに

こんにちは、モバイルアプリサービス部の田中孝明です。

今回は 5/23 に 開催した 心理的安全性ゲーム in 福岡 についてのレポートを書きました。

3/20に 東京の Developers.IO CAFEで開催されたのですが、日程の関係で参加できずに意気消沈していたのですが、福岡でも開催する機運が高まったこともあり、ベガコーポレーションさんのイベントスペースをお借りして実施しました。

やっとむさんも当日のブログで書かれている通り、かなり盛り上がりました。

心理的安全性ゲーム in Developers.IO CAFE のレポートついては以下を参照してください。

心理的安全性ゲームに参加してきました

心理的安全性ゲームとは

心理的安全性のあるチームは、どうしたら作れるのでしょうか。

チームの中で、なにか事件が起きたとき、誰がどういう反応をするかでチームの底力が垣間見えます。「心理的安全性ゲーム」では、マズい状況に対する様々な反応を体験して、チームにおける心理的安全性の意味と作り方の理解を深めます。

「心理的安全性ゲーム」はカードゲームですが、勝敗はありません。マズい状況を発見して報告してくれた「平和を破壊する役」に対して、各メンバーは手札から「発言」を選んで反応します。10分程度で遊べる簡単なゲームです。

今回のイベントでは、心理的安全性ゲームの作者である安井 力(@yattom)さんにファシリテーターをしていただき、 心理的安全な環境を作るためのコミュニケーションや感情面に着目し、ゲームを通じて体験してみましょう。

ルール説明

次に簡単なゲームの説明をしていただきました。今回は、細かいことは触れずに まずやってみる スタンスで臨むこととし、以下のルールだけをレクチャしてもらいました。

  • 状況カードをシャッフルし、裏返しに積んでおきます
  • 発言カードとOptionカードを一緒にをシャッフルし、1人4枚ずつ配ります
    • これを手札とします (枚数は人数と同じ) 残りは積んでおきます
  • 最初のメンバーが、まず「平和を乱す役」になります。
  • 平和を乱す役の人は状況を1枚引きます
  • 平和を乱す役の人は、チームに口頭で報告してください
    • できるだけ真に迫った演技でお願いします
  • 他のメンバーは順番に、手持ちのカードから1枚えらび、その通りに反応します
    • ここでも迫真の演技で!

1回目

最初はルールに従って、それぞれ思ったように「状況」を発表し、それに対して「発言」をしていきました。「未来のチームのすがた」の結果をみると、発言内容がネガティブにとらえられることがあったようで、あまりいいチームとは言えないような結果になりました。

ゲームのふりかえり

1回目のゲームをやってみて、どうだったのかや、理想のチームになるためにどう取り組んでいくのかをふりかえりました。

2回目

2回目は「すごくそうなる」を目指すことになりました。

全部の発言カードを見て、皆がネガティブだと捉えられる発言カードを取り除きました。さらに、ロールをもっと明確にしようということで、5人に以下のロールを割り振ってみました。

  • 社長
  • PO(お客様)
  • エンジニア
  • エンジニア
  • 新人

今度は目標としていた「すごくそうなる」に近い組織が出来上がっていました。

全体振り返り

まず、自分たちのチームでふりかえりを行い、何をしたから良くなったのかをポストイットで書き出していきました。

明日使えることは何なのか

良かったことを元に、「明日から使えること」をピックアップしていきました。

他のチームのふりかえりをみる

ふりかえりの説明に一人だけ残して、残りのメンバーをシャッフルしました。そこで、他のチームの意見や取り組みを聞いて、 それを最終的に「明日からやること」のベストを選抜し、全体ふりかえりボードに貼り付けたところで、ゲームが終了しました。

イベントの最後に本ゲームのカードの即売会がありました。(買ったので是非やりましょう!)

オンラインの BOOTH でも入手できるとのことです。

さいごに

どんな業種でも参加できるため、エンジニアに限らず楽しめるイベントができて良かったと思いました。やっとむさんありがとうございました! 今後福岡でもチーム開発のイベントが行われる予定ですので、是非参加していきたいです。