[2022 年版] アメリカに行って帰ってくるのに必要な書類と入出国審査のまとめ #reinvent
re:Invent2022 は現地参加させていただきました CX 事業本部の me です。ラスベガスで開催された一週間の re:Invent も無事に終わり自宅からこの記事を書いています。
今回の re:Invent は私にとって 3 年ぶり、コロナが始まって以来初の海外渡航となりました。コロナ禍以前と比べてどのような変化があったかをまだ記憶が新しいうちにまとめておきたいと思います。
渡航準備
アメリカ渡航に必要な書類は以下です。
必須:
- 旅券
- E チケット
- 英文新型コロナウイルスワクチン接種証明書(海外渡航用)
- ESTA(アメリカ電子渡航認証システム)の申請
- 米国滞在中の連絡先情報の提供
- CDC 宣誓書(電子署名)
手元にあると良いもの:
- 滞在先のホテル情報
- CDC 宣誓書のコピー
- re:Invent の登録情報
コロナ以前と違うのはワクチンの証明書の提示が必要になったことと、CDC 申請書が必要になったことです。逆に、飛行機の中で記入していた税関の紙は廃止されたようでした。
CDC 宣誓書とは、自身のコロナに関するステータスについて嘘をつかないことを約束しますという内容で、航空会社でのチェックインの際に電子での署名をする必要がありました。
今回は CDC 宣誓書を物理でもコピーし署名したものを手元に用意していましたが結果提出は航空会社のチェックイン端末で電子で行いました。しかし、入出国審査の際に提示を求められたメンバーもいたようなので印刷したものを手元に持っておくといいかもしれません。
我々が渡航した 2022.11.27 の時点では入出国時に PCR 検査の陰性証明は必要ありませんでした。
往復スケジュール
今回の渡航では Delta 航空を利用しました。渡航スケジュールは以下の通りです。
往路
- 11/27(日)DL166 羽田 17:20 ーシアトル 09:20
- 11/27(日)DL2121 シアトル 15:29 ーラスベガス 17:58
復路
- 12/2(金)DL1733 ラスベガス 06:15 ーロサンゼルス 07:26
- 12/2(金)DL007 ロサンゼルス 09:45 ー羽田 15:10(翌日着)
行きも帰りも集合時間は出発時間の 3 時間前でした。3 時間前だと早すぎるのでは?と思いましたが実際には荷物のチェックイン手続きにものすごく時間がかかったり窓口や保安検査場が混雑していたりしたので グループでのチェックインだと 3 時間前でちょうどよかったです。
航空会社窓口で荷物のチェックインと保安検査場の通過
搭乗の際に必要な書類は以下です。
- 旅券
- E チケット
- 英文新型コロナウイルスワクチン接種証明書(海外渡航用)
Delta 航空はチェックイン端末で CDC の電子署名を行い、コロナワクチン接種証明書は荷物のチェックインの際に窓口の方に提示しました。パスポートは常に確認されるため手元に用意しておくと良いです。
預けた荷物がそのまま最終目的地に行くのか一度ピックアップする必要があるのかチケットに記載がないの荷物を預ける際に確認してください。我々は行きはシアトルで一度荷物をピックアップして再度チェックインする必要がありましたが帰りは羽田まで直接行ってくれました。
シアトル空港で入国審査
入国審査の際にパスポートの他に E チケットとワクチン接種証明書を審査官に見せました。審査の際に聞かれたことは以下です。
- グリーンカードもってる?(Do you have a Green Card?)
- 最終目的地はどこ?(Where is your final destination?)
- 何日間アメリカに滞在するの?/いつまでいるの?(When are you leaving US?)
- 滞在の目的は?(What's your purpose of visit?)
- 帰りのチケットはある?(Do you have a return ticket?)
- イベントの登録を証明できるものある?(Can you show me something to prove that you are attending that event?)
- 仕事はなにをしてる?(What's your job?)
- フルーツとか肉とか持ってる?(Do you have any fruits/meat?)
- お酒、たばこ、ギフトなどなにか持ってきてる?(Do you have any gifts/tabacco/alcohol in your suitcase?)
- $10000 以上のキャッシュを持ってる?(Do you have more than $10,000 with cash?)
- イベントで配るサンプルとか持ってる?(Do you have any samples to give away at the event?)
入国審査の際に聞かれることと解答例は以前まとめたブログがあるので参考にしてみてください。 【英語】re:Invent2018 に向けて〜入国編〜
大体同じことが聞かれるので英語に自信がない方はホテルの予約情報や re:Invent の登録情報などもプリントアウトしておくと審査官の前で慌ててメールを探したりせずに住むのでおすすめです。
ちなみにシアトルでは 1 時間以上入国審査の列で待たされ、25 名いた我々のうち 3 名が別室行きになりました。
シアトル〜ラスベガス
6h の待ち時間があるはずでしたが、入国審査で待たされたり保安検査場を通ったりすることを考えると外に観光に行く時間がなかったため空港内で過ごしました。
シアトル空港はとても広くショッピングセンターのようにたくさんのお店があったので退屈しませんでした。
復路:ラスベガス〜LA
約 5 日間の re:Invent も終わり帰路に着く時間がやってきました。それぞれホテルから Uber などを使って朝の 3 時に空港へ集合しチェックインカウンターがあくまで待機です。
Delta 航空の場合グループで予約されている場合は空港端末での自動チェックインができなかったため、グループ専用の列に並び一人づつチェックインを行いました。
ここでも来る時同様以下の書類を確認されました。
- 旅券
- E チケット
- 英文新型コロナウイルスワクチン接種証明書(海外渡航用)
私は英文のワクチン証明書を持っておらず接種会場でもらった日本語のものを提示しましたが特に問題なく搭乗することができました。しかし日本語のものには名前のローマ字表記がないため英語のものを見せる方が親切だと思います。
LA〜羽田
荷物のピックアップもなく飛行機を降りたゲートのすぐそばに出国ゲートがあり、空港ではゆっくりすることができました。
羽田空港で入国審査
Visit Japan Webのアプリ上であらかじめ検疫に関する書類の記入やパスポート、ワクチン証明などの必要書類を提出しておくと入国の際に QR コードをかざすだけで終わるので絶対にやっておいた方が良いです。
Visit Japan Web 登録時に必要なものは以下です
- ① パスポート番号
- ② ワクチン接種証明書
- ③ 出国前 72 時間以内に検査を受けた新型コロナウイルスの陰性証明書 ※ワクチン 3 回以上の接種者なら日本入国時の新型コロナ陰性証明書の提出は不要です。
ワクチン3回未接種者:出国前 72 時間以内に検査を受けた新型コロナ陰性証明書の提出が必要です。
登録が完了するとこのように青い画面が表示されます。
感想
数年ぶりの海外渡航でしたが何のトラブルもなく無事に行って帰ってくることができました。アメリカではほとんどの人がマスクをしておらず消毒液の設置も全然されていないため自分の身は自分で守る必要がありましたが、自分はあまり徹底できておらず帰ってきてから風邪っぽい症状に見舞われています。現地で参加された皆様は本当にお疲れ様でした。体調の変化を見逃さないよう週末はどうかゆっくり休んでください。