Notion内のブックマークを一工夫でAIとQA向けリソースにする

Notion内のブックマークを一工夫でAIとQA向けリソースにする

Notionにて、リンク先が少し分かるようになる点で活用していたブックマークですが、一工夫することでAIとQA向けリソースとしても使えるようです。
Clock Icon2024.01.11

今年に入ってから、Notionで日記を書き始めました。文章を連ねるスタイルではなく、メモ形式の箇条書きで書いています。

文章作成時、自然さとコンテキストの一貫性を重視すると、筆が途切れることもあります。そのため、思いついたフレーズをすぐに記録する方法を試してみました。しかし、そのままでは読みづらいので、AIの機能を活用しています。

この形式の日記を書いてたところ、AIは予想外の補完を提供してくれました。その結果から、テキスト作成の手間が減りそうな点を記事としてまとめました。

AIプロパティの要約におけるブックマーク活用

AIプロパティは、本文からさまざまなテキストを引用してテキストを作成します。これにはブックマークも含まれており、リンクのタイトルテキストが要約文に引用されます。

ポイントは、テキスト量が増えると要約のコンテキストが浅くなり、候補から外れてしまうことです。ブックマークに関する補足説明が2行程度であれば、なんとか収まるようです。

文章量が多いと使いにくさがある一方で、短文であれば問題ないとも言えます。おすすめはブックマーク用データベースを作成し、1レコード1ブックマークでの運用です。

QAでの活用

AIプロパティの要約にブックマークのリンクテキストが含まれている場合、QAの質問で取得できます。

要約にリンクテキストが含まれない場合もありますが、その場合は含まれるまで粘り強く更新しましょう。

あとがき

多くの人がソーシャルブックマークで同様のスタイルを採用しているかもしれません。Notionを通じてこのスタイルを採用する最大の利点は、保存する属性を自分自身で決定できることです。NotionQAを使うと、断片的な記憶を元にたどり着くことが容易になる可能性があります。

URLプロパティにソーシャルブックマークサービスのURLを設定し、間接的に管理することも可能です。

この活用方法では、NotionAIを使用していない場合、違いは要約の有無になります。AIを使用できなくても、本文に自由にメモを残すことができるのは大きな利点です。まずは、気軽にブックマークの保存から始めることをおすすめします。

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