迷惑メール扱いとなっている可能性のあるメールを個別に解消してみる
現在のGMailはメール送信者のガイドラインに沿っていないメールについては届かないリスクがあります。
対処し辛いのはプライベートメールアカウントへ届くメールです。一個人が送信元に逐一設定をお願いするのは困難でしょう。
根本的な解消とはなりませんが、受信する側で対処できることをやってみましょう。
メールのソースで確認する
心当たりのあるドメインであれば、メールのソースを確認します。
それぞれPASSになっていれば安心です。
送信元が許可設定を告知していないか確認する
特定ドメインの受信許可を告知しているケースがあるので、ドメインを検索エンジンで調べてみましょう。
例えば以下のようなケースがあります。
署名も合わせて確認すると完璧ですね。
署名元が配信サービスになっているケース
設定がなされていないマーケティングメールでよくあります。
この場合は配信サービスとFromのメールアドレスドメインで判断しましょう。
明確な基準はありませんが、jp,com,net
以外のドメインのメールは、まず対処を控えめにするのが賢明でしょう。その上で、送信元ドメインが公式に受信許可の設定を公開していないか確認してください。
ロゴの表示で確認する
DMARCなどのドメイン認証を用いてロゴを表示させる、BIMIという規格を利用します。
一例としてはセキュリティに硬い、クレジットカード会社の解説が参考になると思われます。
文面で判断する
ざっくりとした指標にはなりますが、日本語が一切含まれていない、あるいは不自然な日本語である、など。
翻訳の判断が難しい場合は、手っ取り早く文面をChatGPTに確認してもらうのが効果的です。
あとがき
Gmailの迷惑メールフィルタの精度は高めですが、迷惑メール側が高度になってくることで問題ないメールが巻き込まれることも多々あります。
注文の確認メールが迷惑メールに突っ込まれていたりするとキャンセルにつながる可能性も発生します。適度に確認しておきましょう。