食レポ投稿原文をNotionAIに任せてみる
NotionAIを気軽に使ってみるアドベントカレンダーの2日目です。食事が終わった後の感想を食レポサイトに書き込むのは案外億劫です。食後は血糖値の変動で頭が働かなかったりするものです。
ある程度の手軽に入れられる要素を元に投稿用の原文を作れるようにしてみましょう。
データベースを用意する
NotionAIは文章生成時にプロパティを利用してくれます。要素が多いほど文は詳細になります。今回は選択プロパティを使ってみます。以下の3点でやってみました。
- おかわり
- 必要のない
- たくさん
- ボリューム
- 少なめ
- 多め
- 丁度よい
- 味付け
- 辛め
- 甘め
- どちらでもなく
食レポをだす命令文
食事に関するあれこれと指示が必要に思えますが、以下の一文でも動作します。
プロパティを元にして、食レポを絵文字たっぷりで書いて
この料理は、まずおかわり自由でボリュームが少なめ🍚✨。食べても食べても罪悪感がないのが嬉しいポイント!味付けは中間で、どちらの好みでも美味しく食べられます😋。しっかりとした満足感がありつつも、胃に優しい感じがします。お腹いっぱい食べたいけど健康も気になる方にぴったりです👍💖。
問題は、生成される内容がプロパティの順番通りに並んでしまう点です。そのため、機械的に書かれた文章だと一目で分かってしまいます。
そこで、プロパティの順番をランダムに並べるよう指示を加えることにします。
プロパティを元にして、食レポを絵文字たっぷりで書いて。プロパティの順番はランダムで。
この料理は、味付けがまさにどちらでもなく、絶妙なバランスが取れています👌✨。ボリュームは少なめなので、軽やかに食べられて嬉しいです🍽️💫。そして何と言っても、おかわりがたくさんできるのが魅力的!🍚😄。お腹いっぱいでも罪悪感ゼロで、心も体も大満足です💯💕。
次に気になるのは文章が「この料理は」から始まるところですね。少し表現を変えてみましょう。
プロパティを元にして、食レポを絵文字たっぷりで書いて。プロパティの順番はランダムで。「この料理は」からは始めない。
ボリュームは少なめで、たくさんおかわりできるのが嬉しいですね🍚✨。どちらでもない味付けが絶妙で、どんな好みの方でも楽しめます😋。軽やかに食べられて、罪悪感がなく満足感たっぷりです💯🎉。健康を気にする方にもぴったりの一品です👍💕。
文章はより自然な仕上がりになりましたが、絵文字で終わる場合は句点は不要ですね。
プロパティを元にして、食レポを絵文字たっぷりで書いて。句点を使わない。プロパティの順番はランダムで。「この料理は」からは始めない。
ボリュームが少なめで軽やかに食べられるのが嬉しい🍽️✨ 味付けはどちらでもなく絶妙なバランスでどんな方にも合う美味しさ😋 たくさんおかわりできるのが魅力的🍚🎉 罪悪感なくお腹いっぱいになれて満足感たっぷり💯💕
絵文字の直後の句点を使わないように指示したものの、最後の句点にしか反映されませんでした。そこで句点を完全に使わない設定にすることで問題を解決しています。
写真を挟みこむ
食レポには写真がつきものです。AIはファイル&メディアプロパティのファイルを引用してくれます。
プロパティを元にして、食レポを料理の写真込みで絵文字たっぷりで書いて。句点を使わない。プロパティの順番はランダムで。「この料理は」からは始めない。
難点は必ず写真を取り入れてくれるわけではないところです。写真が挟まれなかった場合はAIを更新して挟まれるまで繰り返す必要があります。
味付けはどちらでもなく絶妙なバランス😋 たくさんおかわりできるのが嬉しい🍚✨ ボリュームは少なめなので軽やかに食べられる🍽️💫 健康を気にする方にもぴったり💖 満足感たっぷりで罪悪感ゼロ💯💕
話調を変えてみる
読み手が飽きにくい作風も大事です。
プロパティを元にして、食レポをショートショート的に書いて。適切に改行すること。プロパティの順番はランダムで。「この料理は」からは始めない。
おかわりがたくさんできて、ボリュームは少なめなので、ちょっと小腹が空いたときにぴったり。味付けはどちらでもなく、絶妙なバランスで仕上がっているので、どんな方でも楽しめる。この料理を食べると、満足感がありながら罪悪感ゼロで、心も体も満たされる。健康を気にする方にも嬉しい一品だ。
改行も挟むように指示すべきなのですが、すべて改行したり全く改行しなかったりと、AIはさじ加減が得意ではありません。人の手で適切に改行をいれるとよいでしょう。
あとがき
生成されたテキストや画像が投稿にそのまま使えるとは限りません。多少は加工が必要です。繰り返し生成させる場合は以下の点にも気をつけるべきでしょう。
- 文の作りを全く同じにしないこと
- 以前作成した原稿で類似要素があるテーマにも多少触れる
NotionAIは過去に作成されたページも利用して生成していきます。これは一時セッションに縛られやすいAIにはないメリットです。独自の蓄積が大きく左右するので、少しずつ伸ばしていくとよいでしょう。