
Trend Vision OneのCREMで必要なCreditsが変更になりました
こんにちは、シマです。
皆さんはTrend Vision Oneを使っていますか?先日、Trend Vision OneのCyber Risk Exposure Management(以降CREM)について、2025年4月1日より消費Creditsのプランやそれに関する評価対象数の管理方法に変更がありましたので、その内容をご紹介します。
Creditsプランの概要
今回の変更により、デスクトップおよびサーバー向けのCREMは以下の2つのパッケージに分かれ、クラウドアカウントについては評価対象リソース数によって段階的になります。
1. Coreパッケージ(20Credits/デスクトップまたはサーバー)
従来より提供されている機能は、従来と同じ価格で利用ができるということになり、Coreパッケージで利用できる機能としては「Attack Surface Discovery」、「Operations Dashboard」、「Identity Posture」が該当します。
2. Essentialsパッケージ(50Credits/デスクトップまたはサーバー)
Essentialsパッケージで利用できる機能としては、Coreパッケージの全機能に加えて、直近までプレビュー版として公開されていた機能の「Attack Path Prediction」、「Security Awareness」、「Compliance Management」が該当します。
3. クラウドアカウント(評価対象リソース数に応じたCredits)
クラウドアカウント評価機能を有効にすることで、クラウド資産もCREMの対象に含めることができます。従来では必要なCreditsはクラウドアカウント毎に8,000Credits必要でしたが、今後は500クラウドリソースごとに1,000Creditsとなり、3,501クラウドリソース以上の場合は、8,000Creditsとなりました。つまり、過去の料金形態と上限の金額は変更なく、そこにいたるまで段階的にCreditsが消費されるようになりました。
引用元
評価対象の管理方法の変更
従来は、評価済みのデスクトップ、サーバー、クラウドアカウントの数をオーバーライドできる設定箇所がありました。これにより、不要なCredits割り当てを制御できていました。
この機能が4月1日になくなり、今後は評価対象から除外したいものは、Attack Surface Discoveryの例外リストに追加する必要があります。
まとめ
今回はCREMの消費Creditsや評価対象数の変更についてまとめてみました。
本記事がどなたかのお役に立てれば幸いです。