
【アップデート】Google AI Studio で作ったフルスタックアプリが Cloud Run にデプロイできるようになりました #GoogleCloudNext
はじめに
こんにちは、すらぼです。Google Cloud Next Las Vegas' 26 の 1日目(4月22日)に発表されたセッション "What's new Cloud Run" で発表された新機能「Google AI Studio で作成したフルスタックアプリケーションを Cloud Run にデプロイする」を試してみたいと思います。
そもそも、何ができるようになったのか
本題に入る前に、今回のアップデートを簡単に整理しておきます。
Google AI Studio は Vibe Coding によってアプリケーションを作ることができるプラットフォームです。そして実は昨年の段階で「Cloud Run にデプロイする」という機能自体は既に登場していました。
・Google AI Studio でボタンを 1 回クリックするだけで、アプリケーションを Cloud Run にデプロイする
https://cloud.google.com/blog/ja/products/ai-machine-learning/ai-studio-to-cloud-run-and-cloud-run-mcp-server
しかし、このデプロイは以下のような課題がありました。
- 認証、状態管理など、Cloud Run 以外のサービスとの組み合わせが苦手。
- ストリーミング処理(Websocket など)ができず、 HTTP プロトコルでしか通信ができない。
それが、今回のアップデートによって ストリーミングや認証を含むアプリケーションも、ワンクリックで Cloud Run に直接デプロイ ができるようになりました!
これによってより多くのアプリケーションが Cloud Run にデプロイできるようになり、インフラの制約を気にせずアプリケーションを作成&デプロイできるようになっています。
実際にやってみる
説明も済んだところで、実際にやってみます。
事前準備
この後の作業は以下の設定が必要です。
- Google Cloud プロジェクトの作成およびインポート
- API キーの作成
この設定に関する説明は、今回は割愛させていただきます。ご了承ください。
AI Studio でアプリケーションを作る
まずは、AI Studio でアプリケーションを作成しましょう。
以下のページにアクセスします。
そして、以下のようなプロンプトを打ち込んでアプリケーションを作ってみます。
複数人でチャットできるサービス。ログインなしで名前を設定するだけで始められるようにして。

そして、できたのがこちら。きちんと動いてますね。

このアプリケーションの中身が本題なのですが、中身についてはデプロイ後に説明します。
Cloud Run にデプロイしてみる
早速、デプロイしてみましょう。
画面右上の "Publish" から、案内に従って進めていきます。


デプロイが完了すると、以下のようなボタンが表示されます。 "Open" を押してみましょう。

すると、実際にブラウザでページが開けました。タブを複数開いて、実際にチャットができるかも確認してみましたが、いい感じですね。
(テストをたくさんしており、たくさんメッセージが残ってしまっていますがご了承ください)

デプロイができたところで、中身の説明をします。
今回のアップデートで何が変わったのか
今までも似たようなことはできていたので、あまりピンと来ていない方もいるかもしれません。
今回のチャットの機能には、以下のような実装が入っています。
- Firebaseのユーザー認証(今回は「匿名認証」を使用)
- Firestore (DB)
これらの機能が入っていると、従来はワンボタンではデプロイが完了しませんでした。自分で Firestore の設定をしたり、認証情報の設定をする必要がありました。
しかし、今回のアップデートによって、データストアなどのリソース・認証などの機能も含めて、1ボタンで完了できるようになったことになったのが大きな変更となります。
また、今回は触れられませんでしたが、WebSocket のような機能も実装→デプロイが可能です。
終わりに
実際に触ってみましたが、ボタンをぽちぽちするだけでチャットが作れてデプロイまでできてしまったので、かなり拍子抜けでした。
元々できなかったことができるようになるので、心待ちにしていた方も意外といらっしゃるのではないでしょうか。
また、この機能によって実際に Vibe Coding で作れるアプリがかなり増えたと思います。アイデアを単純に形にするハードルが、ますます下がってきていますね。
今はまだ想像しにくいですが、非エンジニアの方がアイデアを形にしてこのシステムで本番稼働する日は、実はそう遠くないのかもしれません。
この記事がお役に立てば幸いです。以上、すらぼでした!








