[レポート] 【コニカミノルタ様ご登壇事例】コニカミノルタのビジネス向け ” MarketPlace “ グローバル展開を支える AWS サービス徹底活用 #AWSSummit
2018年05月30日(水)〜2018年06月01日(金)の計3日間に渡り、グランドプリンスホテル新高輪(国際館パミール、飛天)で開催されています。
当エントリでは2018年06月01日に行われた『【コニカミノルタ様ご登壇事例】コニカミノルタのビジネス向け ” MarketPlace “ グローバル展開を支える AWS サービス徹底活用』に関する内容をレポートしたいと思います。
-- AWS Summit Tokyo 2018(2018年5月30日~6月1日)|AWS
セッション概要
当セッションの登壇者及び概要は以下の通りです。
Matthew Metnetsky コニカミノルタ株式会社 Solution Engineering Center Chief Architect
概要: コニカミノルタは 2012 年よりクラウドサービス基盤に AWS を採用し、主に中小のお客様へオフィスソリューションを提供してきました。また 2017 年 1 月にそれまで世界に点在していた知見を集約し、地域ごとのビジネスに対応しつつグローバルで統合されたセールスチャネルとして、Konica Minolta MarketPlace をスタートしました。本セッションでは、複数リージョンに跨るアーキテクチャ、GDPR 対応、社内インフラとの連携、コンテナ利用等、MarketPlace での様々な課題への取り組みをご紹介します。
セッションレポート
以下、セッションのレポートです。
はじめに
- 現在のビジネス分野
- オフィスサービス分野
- プロフェッショナルプリント分野
- ヘルスケア分野
- 産業用光学システム分野
- 材料・コンポーネント分野
- 世界約150カ国で展開している
- 複合機に限らず、IT支援サービスを提供している
- ITインフラ管理
- 情報管理
- ビジネスプロセス管理
- セキュリティ
- Konica Minolta MarketPlace
- 複合機事業のためのソフトウェア/ツール販売チャネル(2018年6月現在 62ヶ国に対応)
- 実は2012年頃からはじまり、数多くのAWSサービスを活用した事業展開をしている
Matthew Metnetsky氏による講演(同時通訳)
- 海外各国で独自のDBを利用していたMarketPlaceのDBを統合させた
- 6ケ月でコードを刷新、オンプレミスからAWSへシステムを移行した
- マルチリージョンで展開
- MarketPlaceでは、GDPRのためすべての個人情報をFrankfurtリージョンに集中保管している
- 他地域からのアクセスに対してはMemcacheを利用して高速化を実現
- RDSそのものをEUに集中させている
- Route 53によって利用者により近いリージョンへ接続
- Elastic Beanstalkを利用することで迅速なデプロイの実現
- Blue/Greenデプロイの利用が手軽になった
- Elastic Beanstalk + ECS マルチコンテナによるDockerの利用
- nginx + php-fpm のコンテナはそうそう頻繁に更新することはない
- 可能な限り細分化して構築する
- Lambda Auth Functionによってセキュアな仕組みに
- オンプレミス環境からセキュアな接続を実現するための工夫
- AWS SQS、Lambda Function、EC2などを組み合わせたシンプルな構成
感想
途中、同時通訳のレシーバーがうまく動かず苦戦しましたが、Matthew Metnetsky氏のわかりやすい構成図によりRlastic Beanstalkを活用したおおよその動作については理解ができました。セッションで使われた資料は公開されるとのことでしたので、公開され次第リンクを追加したいと思います。