[Alteryx Designer:ツールのご紹介]ユニオンツールについて
クラスメソッド(株)のラフルです。初心者向けの認定試験Alteryx Designer Coreについてこちらをご覧ください。
はじめに
Alteryx Designer Coreの認定試験に必要なツールの紹介ブログです。今回はユニオンツールについて詳しくご説明させていただきます。
参考ページ:
ユニオンツール(Union Tool)
結合カテゴリの一部であるユニオンツールがデータブレンディングする際に使えます。ユニオンツールでは2 つ以上のデータセットを結合します。列名または位置のいずれかに基づき複数の入力を受け入れ積み重ね出力テーブルを作成します。
ユニオンツールがインデータベース(In-DB)ツールと共に使用することができません。 入力するデータ型が文字列(String, WString, V_String, V_WString)、Boolと数字系(Byte, Int, Float, Doubleなど)を混ぜることが出来ますが出力のデータ型がAlteryxが判断します。データの互換性の為にBlobとSpatialObjは利用する際に他のデータ型と合わせることが出来ませんので必ず入力テーブルのデータ型を確認して下さい。
ツールの設定
入力するデータにより三種類の合わせ方が出来ます。名前による自動設定でフィールド名でフィールドを自動整列します、位置による自動構成でフィールドをストリーム内のフィールド順序で自動整列します、手動でフィールドを設定でユーザーが入力を手動で整列できるようにします。
自動設定モードで実行させる際に(DesignerとServer)不適合データフィールドが発生した際や列名が異なる場合の処理方法を選択する必要があります。
"エラー - レコードの処理を停止"を選択した場合は結果ウィンドウにエラーが発生したら、レコードの処理が停止します。
"警告 - レコードの処理を続行"を選択した場合は結果ウィンドウに警告が表示されますが、レコードの処理は続行します。
"無視 - レコードの処理を続行"を選択した場合は異なる列名を無視し、レコードの処理を続行します。
すべてのフィールドを出力を選択した場合は出力にはすべての列が含まれています。 Null 値は空の列に表示されます。 フィールドの共通サブセットを出力を選択した場合は出力には、各入力に共通の列のみが含まれます。
出力順序のオプションでは特定の出力順序を設定することが出来ます。チェックボックスを選んで、出力するデータに最初に表示する入力データセットを選択し、上向き矢印または下矢印を選択して並べ替えます。 *注意:出力順序オプションを使用すると、パフォーマンスが低下する可能性があります。
名前による自動設定
位置による自動設定
手動でフィールドを設定
名前による自動設定、余分な列を追加
アドバンスオプション、出力順序の変更
まとめ
ユニオンツールでは二つ以上のデータセットをテーブルのスキーマが関係なく積み重ねる為に利用します。列名やデータ型が異なる場合にも合わせることが出来ます。
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