Adobe PhoneGap Buildで3分でiPhoneアプリをパッケージ化する
Adobe PhoneGap Buildを使ってHTML/CSS/JavaScriptでつくられたモバイルアプリをiOSアプリに変換してみたいと思います。
PhoneGap とは PhoneGap は、iOS、Android、Windows Phone、Blackberry など主要モバイルOSをサポートするオープンソースのモバイルアプリケーション開発フレームワークです。
PhoneGap Build とは PhoneGap Build は、PhoneGap によるモバイルアプリケーション開発に必要な開発キット(SDK)が全て用意されているクラウドサービスです。
必要なもの
・iOSの証明書とプロビジョニングファイル ・HTML/CSS/JavaScriptプロジェクト一式 ・Adobe ID
アップロードまでの流れ
1.サイトにアクセスしてGet startedボタンを選択します。 http://html.adobe.com/jp/edge/phonegap-build/ 2.サインインします。(Adobe IDを持っていない場合は作成します) 3.画面上部の「アプリケーション」メニューを選択します。 4.画面中ほどのPhoneGap Build「アプリケーションをビルド」を選択します。
※無償メンバーシップで利用できます。(執筆時)
※無償メンバーシップでは、1つのプライベートアプリをビルドできます。
※月額1,000円のアップグレードをサブスクリプションすると、25個までのアプリをビルドできます。
ビルドの流れ
プロジェクト一式をアップロードします。形式はzipになります。
GitHubリポジトリのプロジェクトもアップロードできますが今回はローカルからアップします。
アップロードが開始します。
アップロードが完了しました。 Ready to buildボタンを選択します。
iOSボタンを選択します。 ボタンが赤くなっているのでエラーがあることがわかります。
エラーボタンを選択することでエラーの内容が表示されます。 キーが設定されていない旨が表示されます。
プルダウンを開いて「add a key」を選択します。
iOSの証明書とプロビジョニングファイルとパスワードを設定してsubmit keyボタンを選択します。
ボタンが青緑色に変わりました。 ipaボタンを選択するとipaファイルのダウンロードが開始します。
感想
アプリのインストールや面倒な手続きも必要なく、クラウド上ですべての操作が完結しているので短い時間で簡単にパッケージ化ができました。また、各種モバイルプラットフォーム向けのアプリが一括で生成されるところもよいと思いました。