AIR : Native Extension

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Native Extension とは?
Native Extension は、今後のAIRで追加される新機能です。

Native Extension を利用することで、ネイティブコードで実装されたコードを含むActionScriptライブラリを作成することができるようになります。

つまり、AIRアプリケーションからネイティブコードを実行することができるようになります。

Native Extension の使いどころは?
Native Extensionを使うことで、プラットフォームを最大限に活かすことが出来ます。

デスクトップなら、データベース連携、デバイス連携
モバイルなら、電話帳やセンサーやデバイス連携

また、既存システムのネイティブライブラリの流用、または、ネイティブ連携することも可能になると思われます。

Native Extension 開発するには? 
Native ExtensionのAPIは、公式には公開されていませんが、先日公開されたAIR 3 Beta2から推測するとC言語で開発するようになると思われます。

また、ADTコマンドを確認したところ、Native Extensionでライブラリを作成するためだろうと思われるコマンドが追加されておりました。

> adt -version
3.0.0.3690

> adt -help
usage:
  adt -package SIGNING_OPTIONS -target ane <output-package> <ext-desc> ANE_OPTIONS ...
  adt -sign SIGNING_OPTIONS ( -target ( air | airn | ane ) )? ( <airi-file> | <unsigned-ane-file> ) ...

Native Extension 続く
今回は、ここまでですが、AIR Native Extension について続報があり次第ご報告いたします。