Challenge #27: Spatial Telco Coverage Smoothing 〜カバレッジエリアから不要なデータを取り除く〜 – Alteryx Weekly Challenge
こんにちは。Alteryxサポートエンジニアとして勉強中のスズです。
当エントリは『Alteryx Weekly Challenge:Intermediate Level Advent Calendar 2018』の3日目です。
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『Alteryx Weekly Challenge:Intermediate Level Advent Calendar 2018』では、Alteryx Communityで公開されているWeekly ChallengeのIntermediate Levelにひたすら1人で挑戦していきます。
今回はカバレッジエリアから不要なデータを取り除くに挑戦します。
動作環境
当エントリの執筆には、以下の環境を利用しています。
- Windows 10 Pro
- Alteryx Designer 2018.4.3.54046 英語版
Challenge #27: Spatial Telco Coverage Smoothing
お題
今回挑戦するお題はこちら。カテゴリがSpatialになっていますので、位置情報を使ったお題です。
「Input」側で出力される地図はこちら。
「Output」側で出力される地図はこちら。「Input」側に比べてすっきりしています。
お題の説明に、カバレッジエリアから2平方マイル未満のsplatterとholeを取り除く、とあります。
解答の概要
今回作成するワーフクローは以下の通りです。
- Poly-Splitツールで構成要素に分割
- Spatial Infoツールで平方マイルを出力
- Filterツールで不要なデータの削除
- Summarizeツールで空間オブジェクトを結合
解答の詳細
まず、今回使用するデータを見てみると、1つのPolygonというデータになっています。
このデータを、Poly-Splitツール(Spatial -> Poly-Split)を使用して分割します。 Split To に Detailed Regions
を選択します。
この時点でデータを確認してみると、複数のPolygonデータに分割されています。また、「Split_IsHole」列にholeか否か(True/False)が出力されています。
Spatial Infoツール(Spatial -> Spatial Info)を使用します。 Item To Output に Area (Square Miles)
を選択して平方マイルを出力します。
「AreaSqMi」列が作成され、各Polygonデータごとに平方マイルが出力されています。
Filterツール(Preparation -> Filter)を使用して、2平方マイル以上でありholeではないデータを抽出します。
Custome filter を選択して、以下の条件を設定しています。
[AreaSqMi] >= 2 and [Split_IsHole] = 0
Filterツールの T (True) 側のデータを確認すると、「Split_IsHole」列が「False」かつ「AreaSqMi」列が2以上になっています。
Summarizeツール(Transform -> Summarize)を使用して、複数のPolygonデータを1つのPolygonデータに結合します。「Split_SpatialObj」列を選択し、 Add -> Spatial -> Combine で結合します。
データを確認してみると、Polygonデータが1つだけになっています。
Browseツール(In/Out -> Browse)を接続、ワークフローを実行して地図を確認します。これで完成です。
最後に
今回はWeekly ChallengeのChallenge #27: Spatial Telco Coverage Smoothingに挑戦しました。
明日もお楽しみに!
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