Challenge #50: Preparing Survey Data ~調査データの準備~ – Alteryx Weekly Challenge
こんにちは。Alteryxサポートエンジニアとして勉強中のスズです。
Alteryx Communityで公開されているWeekly Challengeに挑戦するシリーズ。今回は調査データの準備に挑戦します。
動作環境
当エントリの執筆には、以下の環境を利用しています。
- Windows 10 Pro
- Alteryx Designer 2019.1.6.58192 英語版
Challenge #50: Preparing Survey Data
お題
今回挑戦するお題はこちら。
Input側には2つのデータがあります。1つ目のデータはこちら。
2つ目ののデータの「Column」列は、1つ目のデータの列に対応しています。
Output側のデータはこちら。Input側の1つ目のデータの「F38」列のデータを取り出し、列名の「Please tell us about...」は2つ目のデータから取り出します。
ワークフローの全体図
今回作成するワークフローはこちら。
以下に分けてワークフローを紹介していきます。
- データの準備
- 列名の準備
- データと列名の結合
データの準備
Input側の1つ目のデータにRecord IDツールでIDを割り当てて、TransposeツールでIDをキーにしてデータを縦持ちに変換します。
「Name」列には元の列の名前、「Value」列にはデータがあります。
Formulaツールを使用して、「Name」列から「F」を取り除きます。
Filterツールを使用して、データを2つに分けます。1つは「Name」列が「38」のデータ。
「Name」列が「38」のデータは、RegExツールを使用して初めの1つの数字と後の2つの数字に分けて出力します。
今度はFilterツールで分けた「Name」列が「38」以外のデータの処理を行います。
Filterツールで「Name」列が「1」「2」「3」のいずれかのデータに絞り込み、Cross TabツールでIDをキーにデータを横持ちに変換します。
準備した2つのデータをJoinツールで結合します。あわせて不要な列の削除と列名の修正を行います。
Sampleツールで1番上の行を削除します。これでデータの準備ができました。
列名の準備
Input側の2つ目のデータにFilterツールで「Columns」列が「38」のデータのみ残し、Selectツールで「Text」列のみ残したデータを用意します。
前項の途中にあるJoinツールのデータをSampleツールに接続し、1番上の行のみ残したデータを用意します。
Joinツールを使用して、2つのデータを位置で結合します。
結合したデータは以下のようになっています。
Dynamic Renameツールを使用して、データを列名にします。
これで列名の準備ができました。
データと列名のユニオン
データと列名をUnionツールで結合します。
結果を確認して完成です。
最後に
今回はChallenge #50: Preparing Survey Dataに挑戦しました。
サンプルワークフローのご案内
クラスメソッドでご契約のユーザー様向けに、当ブログでご紹介したワークフローを専用ポータルにて公開しております。当エントリでご紹介したワークフローも公開予定ですので、ご参考にしていただきますと幸いです。
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