Challenge #51: Spatial County Coverage ~各群に占める店舗範囲の割合の出力~ – Alteryx Weekly Challenge
こんにちは。Alteryxサポートエンジニアとして勉強中のスズです。
Alteryx Communityで公開されているWeekly Challengeに挑戦するシリーズ。今回はChallenge #51: Spatial County Coverageに挑戦します。
動作環境
当エントリの執筆には、以下の環境を利用しています。
- Windows 10 Pro
- Alteryx Designer 2019.1.6.58192 英語版
Challenge #51: Spatial County Coverage
お題
今回挑戦するお題はこちら。
Input側には2つデータが用意されています。1つ目は店舗のデータ。緯度経度の情報が用意されています。
2つ目は群のデータ。各郡のPolygonデータが用意されています。
今回は問題が2問あり、Output側のデータも2つあります。1つ目は各店舗から15マイルの範囲を出力し、各郡の重複率を算出します。
2つ目は店舗全体がカバーする範囲を群ごとに出力します。
解答の全体図
今回作成するワークフローの全体図はこちら。
1問目の解答
店舗のデータにCreate Pointsツールを使用して、店舗データの緯度経度の情報からPointデータを作成します。
Trade Areaツールで各店舗から15マイルの範囲を出力します。
作成したデータはこちら。
今度は群のデータを処理します。Spatial Infoツールで各郡の面積(マイル)を出力します。
作成したデータはこちら。
準備した2つのデータを、Spatial Matchツールで結合します。
Spatial ProcessツールのCreate Intersection Objectを使用して、店舗データと群データの重複部分を出力します。
Spatial Infoツールを使用して重複部分の面積(マイル)を出力、Selectツールで不要な列を削除したのち、Formulaツールで計算します。店舗から15マイルの範囲と群の面積の重複している面積が、群の面積に対して占める割合を出力します。
Sortツールでデータの並べ替えを行い、結果を確認します。Output側のデータの数値とは完全一致とはいきませんでしたが、近い数字が出力できているようなのでこれでOKとします。
2問目の解答
2問目も1問目とほとんど同じ処理を行います。異なる点としては、Summarizeツールを使用して各店舗から15マイルの範囲を店舗ネットワークとして1つの面積として扱います。各店舗から15マイルの範囲を出力したPointデータに対して、SpatialのCombineを使用して1つにまとめます。
店舗ネットワークのデータと群のデータを使用して、1問目と同じ処理を行っていきます。
結果を確認して完成です。
最後に
今回はChallenge #51: Spatial County Coverageに挑戦しました。
サンプルワークフローのご案内
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