Alteryx ServerのGalleryにあるワークフローの使用状況のレポートを作成する

2019.10.04

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こんにちは。Alteryx勉強中のスズです。

Alteryx ServerのGalleryにあるワークフローの使用状況を知りたいという場合、Usage Reportを利用できます。

本エントリではUsage Reportの概要をご紹介いたします。

Altery Server Usage Report

ワークフローのダウンロード

Usage Reportを作るためのワークフローは、ライセンスポータルで入手できます。まずはライセンスポータルからワークフローをダウンロードします。

ライセンスポータルにログインしてAlteryx Serverをクリックします。

ご利用のAlteryx Serverと同じバージョンを選択します。

Alteryx Serverのインストーラのほかに、AlteryxServerUsageReport.zipがあります。こちらをダウンロードします。

ダウンロードしてファイルを展開すると以下のようになっています。

レポートの生成

Alteryx_Server_Usage_Report.yxmdを開くと、以下のワークフローが表示されます。

Alteryx Server Usage Report macroと書かれているツールの設定で、接続先と出力方法(Tableau workbookまたはPDF)を設定できます。なお、本エントリの執筆にAlteryx Designerが日本語版を使用しているため、一部日本語で表示されています。

デフォルトのMongoDBの認証情報は、System SettingsController -> Persistenceで確認できます。

Tableau workbook

ワークフローを実行するとレポートが出力されます。Tableau workbookを選択している場合は、以下のメッセージが出力されます。メッセージにあるWorkbook.twbをクリックすると、Tableauを利用できる環境の場合はTableauが起動してレポートが表示されます。

以下の画像はContentのレポートですが、他にもAccessJob AnalysisSchedule、Usageというレポートが用意されています。

PDF

PDFを選択してワークフローを実行すると、以下のメッセージが表示されます。こちらは、SessionActivity.xlsxAppExecutions.xlsxSummary.pdfが出力されています。

SessionActivity.xlsxには各ユーザーのセッション開始日時と時間が表示されています。

AppExecutions.xlsxにはGalleryにあるワークフローの直近30日間の実行状況のレポートになっています。

Summary.pdfでは以下のようなサマリレポートが確認できます。直近30日間のワークフローの実行回数や、ユーザー別のワークフローの実行回数などが表示されています。

最後に

今回はAlteryx ServerのUsage Reportについて概要をご紹介しました。

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