Alteryx Serverのスケジュールの管理 – Alteryx Serverアドベントカレンダー2022
こんにちは、スズです。
本記事はAlteryx Serverアドベントカレンダーの16日目の記事です。
Alteryx Serverはスケジュールを設定してワークフローを実行することができます。16日目はAlteryx Serverのスケジュールの管理についてご紹介します。
利用環境
本記事の執筆に使用しているAlteryx Serverの環境は以下の通りです。
- Windows Server 2022 (Amazon EC2)
- Alteryx Server 2022.1
- 認証タイプ:Built-in
スケジュールの機能を有効/無効
Alteryx Serverでスケジュールを使うには、Curatorが管理者インターフェースで設定を有効にする必要があります。設定はAlteryx Server全体の設定と、ユーザーごとの権限の設定があります。
Configurationの設定
管理者インターフェースの[Configuration]を開きます。
[Gallery Settings]にある[Users Can Schedule Workflows]にて有効/無効を設定します。
Usersの設定
ユーザーごとにも権限の設定があり、権限を持つユーザーのみスケジュールを使うことができます。管理者インターフェースの[Users]にて各ユーザーの設定が行えます。
[Permissions]に[Schedule Jobs]の設定があります。[Permissions]の[Edit]から有効/無効を変更できます。
ワークフローにスケジュールを設定する
ワークフローにスケジュールを設定して実行してみます。[マイワークスペース]などからワークフローを開き、右上の[スケジュール]をクリックします。
スケジュールの設定画面が表示されます。実行するタイミングなどを設定して[保存]をクリックします。
保存したスケジュールの内容が表示され、これでスケジュールの設定は完了です。
スケジュール(ジョブ)の実行結果はワークフローのジョブ結果にて確認できます。以下の画像は、黄色でマークしたジョブが今回設定したスケジュールの結果になっています。
スケジュールの管理
[スケジュール]のタブでは、これまでに実行されたスケジュールや、これから実行されるスケジュールを確認できます。
スケジュールの編集
スケジュールを編集したい場合は、対象のスケジュールをクリックします。
画面右上の[編集]ボタンをクリックします。
設定を編集して[保存]をクリックします。
スケジュールの削除
スケジュールが不要になって削除したいという場合は、スケジュールの右端にある縦三点のボタンから[削除]をクリックします。
確認画面にて[削除]をクリックします。
なお、繰り返し実行するスケジュールの場合、編集画面にてスケジュールを無効にすることができます。一時的にスケジュールの実行を無効にしてスケジュールは残しておきたい(今後スケジュールを復活させる予定がある)場合は、スケジュールを削除ではなく無効にする方法もあります。
コレクションでスケジュールを共有
コレクションを使って他のユーザーにスケジュールを共有することができます。
コレクションにスケジュールを追加
コレクションにスケジュールを追加するには、コレクションの[スケジュール]に[追加]をクリックします。
[スケジュールの追加]ウィンドウにて対象のスケジュールを選択して[追加]をクリックします。
コレクションにスケジュールを追加すると、以下の画像のように一覧で表示されます。各スケジュールやスケジュールに使用しているワークフローにアクセスできます。
コレクションからスケジュールを削除
コレクションからスケジュールを削除する場合、コレクションの[スケジュール]にてスケジュールの右端の縦三点のボタンから[削除]をクリックします。
[スケジュールの削除]ウィンドウにて[削除]をクリックします。
最後に
Alteryx Serverアドベントカレンダー16日目、スケジュールについてお届けしました。