Amazon Auroraで「T3」「R5」インスタンスの利用が可能になりました

Amazon Aurora (MySQL) が最新NITRO世代の「T3」「R5」で利用可能になりました。
2019.02.26

はじめに

AWSチームのすずきです。

Amazon Aurora (Provisioned)、MySQL 5.6 / 5.7 互換 の DBエンジンで「T3」「R5」DBインスタンスの利用が可能になりました。

最新NITRO世代のDBインスタンスを利用した起動を試す機会がありましたので、紹介させて頂きます。

Amazon RDS for MySQL と Amazon RDS for MariaDB が T3 インスタンスタイプをサポート開始

料金

  • T2とT3、R4とR5、同スペックのインスタンスは、同一料金で利用可能です。
  • 「R5」は「8xlarge」の提供はありません。
  • 「R5」の最大スペックは「12xlarge」となります。

起動

  • 東京リージョンでもDBインスタンスのクラスとして「T3」「R5」の指定が可能となっています。

比較

  • Amazon Auroraを「db.t2.small」「db.t3.small」を同時に起動し、起動完了までの所要時間とCloudwatchメトリックを比較しました。

CloudWatch

  • 「T3」のCPU使用率、やや低い傾向にある模様でした。

起動時間

  • 今回の測定では、「T3」が早く起動する傾向が確認できました。

Writer

インスタンス 開始時刻 完了時刻 所要時間
T3 16:16:49 16:21:21 0:04:32
T2 16:16:51 16:22:44 0:05:53

Reader

インスタンス 開始時刻 完了時刻 所要時間
T3 16:16:50 16:25:12 0:08:22
T2 16:16:52 16:27:43 0:10:51

ログ

  • 起動ログ (CloudTrail)

  • 起動完了(RDSイベント)

まとめ

最新Nitro世代の「T3」「R5」、HyperVisorなどの改良により、Amazon AuroraでもDB性能向上が期待できます。

また、「T2」インスタンスではCPUクレジットの枯渇による性能低下が問題となる場合がありましたが、 「T3」インスタンス は無制限モード(T2/T3 Unlimited)の利用が可能となりました。 CPUクレジットの残量がない場合でも、1vCPU時間あたり0.09$の課金で性能低下を回避でき、安定した利用が期待できるようになりました。

Amazon Auroraをt2.mediumで起動できるように!(ただし開発/テスト用)

新規でAmazon Auroraを利用する場合や、既存もDBメンテナンスの機会が可能な場合、 「T3」「R5」インスタンスをお試し頂ければと思います。

「db.r4.large」から「db.r5.large」も変更をスケジュール済みです。その結果は改めて紹介させて頂きたいと思います。