【Amazon Connect】プロンプトの再生 (Play Prompt) ブロックで S3 バケットから音声ファイルを指定する際に知っておくべきこと
はじめに
こんにちは、フニです。
本記事では、Amazon Connect のプロンプトの再生 (Play Prompt) ブロックを活用して S3 バケットから音声ファイルを指定するパターンの注意点についてご紹介します。
プロンプトの再生ブロックとは?
Amazon Connect のコールフローを構成する際に、音声またはチャットメッセージを流す機能のことです。

以下3つの中で選択し、音声またはチャットメッセージを流せます。
今回は「S3 バケットから音声ファイルを指定」の仕様についてご紹介します。
- プロンプトライブラリ (音声) から選択
- S3 バケットから音声ファイルを指定
- テキスト読み上げまたはチャットテキスト

仕様上の注意点
以下の公式ドキュメントに記載された内容を引用し、解説します。
S3 ファイルパス
[手動で設定] を選択し、S3 にある音声プロンプトを指す S3 ファイルパスを指定します。例えば、https://u1.s3.amazonaws.com/en.lob1/welcome.wav
プロンプトの再生ブロックにて、S3 ファイルパスを指定する際にはオブジェクトURLの形式で入力が必要です。


サポートされている形式
サポートされている形式: Amazon Connect は、プロンプトに使用する .wav ファイルをサポートしています。8 KHz の .wav ファイルと U-Law エンコーディングのモノチャネルオーディオを使用する必要があります。そうしないと、プロンプトが正しく再生されません。公開されているサードパーティーツールを使用して、.wav ファイルを U-Law エンコーディングに変換できます。ファイルを変換した後、Amazon Connect にアップロードします。
| 項目 | 再生可能な音声ファイル仕様 | 推奨する音声ファイル仕様 |
|---|---|---|
| ファイル形式 | 「WAV形式」の必要あり | WAV形式 |
| コーデック | 「μ-law形式」の必要あり | μ-law形式 |
| サンプリング周波数 | 「8kHz」の必要あり | 8kHz |
| 量子化ビット数 | 「8bit」の必要あり | 8bit |
| チャンネル数 | 「1ch (モノラル)」の必要あり | 1ch (モノラル) |
| 音声の長さ | (5分以上の音声ファイルでも再生できてしまう) | 5分未満 |
| ファイルサイズ | (※未検証) | 50MB未満 |
上記の要件に準拠していない wav ファイルの場合、エラーが発生しますので要注意です。
「Amazon Connect の音声プロンプトの管理に登録」または「音声ファイルのフォーマットの変換」が必要です。
詳細は以下のブログをご参照ください。
S3 バケットポリシー
Amazon Connect からの S3 のファイルに対するアクセス権限の設定が必要になります。
設定しない場合、プロンプトの再生の段階で S3 へのアクセス権限が足らずエラーが発生します。
以下はサンプルポリシーです。
{
"Version": "2012-10-17",
"Statement": [
{
"Sid": "AllowConnectPlayPrompt",
"Effect": "Allow",
"Principal": {
"Service": "connect.amazonaws.com"
},
"Action": [
"s3:ListBucket",
"s3:GetObject"
],
"Resource": [
"arn:aws:s3:::<S3バケット名>",
"arn:aws:s3:::<S3バケット名>/*"
]
}
]
}
さいごに
今回は、Amazon Connect のプロンプトの再生 (Play Prompt) ブロックを活用して S3 バケットから音声ファイルを指定するパターンの注意点についてご紹介しました。
この記事が誰かの助けになれば幸いです。
参考






