[Amazon Connect] 日本語で使用すると、接続直後のアナウンスが欠けたり、発話内容の区切りが無く聞き取りにくかったりする場合の対処

日本の電話番号も利用でき、日本語も利用できることから、ほとんど制約を感じることは無いAmazon Connectですが、個人的に少し気になっているのは、接続直後のアナウンスが少し切れてしまったり、アナウンスの息継ぎが忙しなく、聞き取りにくかったりする事です。今回は、小ネタですが、このような状況に対応するため、私が行っている対処を紹介させて下さい。
2018.09.28

1 はじめに

Amazon Connect(以下、Connect)は、シドニーリージョンで使用することで、日本の電話番号も選択でき、「音声の設定」ブロックで日本語も設定できることから、日本語で利用する場合も、ほとんど制約を感じることは無いようです。

しかし、個人的に少し気になっているのは、タイトルにも書いたとおり、接続直後のアナウンスが少し切れてしまったり、アナウンスの息継ぎが忙しなく、聞き取りにくかったりする事です。

今回は、小ネタですが、このような状況に対応するため、私が行っている対処を紹介させて下さい。

2 接続直後のアナウンスが途切れる

サンプルに、次のような、接続直後に日本語でWelcomeアナウンスを再生するだけのフローを考えます。

この時、アナウンスの内容を「ようこそクラスメソッドへ」としてみます。

接続してみると分かりますが、大体、以下のようになります。

「・・ラスメソッドへ」

先頭の数文字が、正確に再生されない感じです。

この状況に対する、私の対処は、SSMLにして、先頭に2秒ほどウエイトを入れることです。

呼び出し音が切れて、着信したタイミングで、少し、間が空きますが、このように設定することで、100%先頭が欠けることは無くなります。 着信後の間は、アナウンスが欠けることと比べると、気になるものでは無いと思います。

3 区切りが短く忙しない

次に、顧客の入力を受け取るサンプルとして、次のようなフローを考えます。

「うまい棒の場合は1を、スニッカーズの場合は2を・・・」というように、プッシュボタンの入力を促す場面です。

こちらも接続してみると分かりますが、少し区切りが忙しなく、聞き取りにくいと個人的には感じています。

こちらの場合もSSMLにして、Pタグを入れることで対処しています。

4 SSMLの間違い

ConnectにおけるSSMLの解釈は、結構厳格です。

たとえば、次のように、最後の閉じるタグを間違えた場合など、SSMLとしての解釈ができす、まったく無音となってしまいます。

<speak>ようこそ、クラスメソッドへ<speak>

次のような、Pタグを入れてしまっても、まったくの無音です。(</P>では無く<P/>でないと解釈できない)

<speak>
うまい棒の場合は1を</p>
</speak>

もし、何がおかしかったら、とりあえず、タグの記述などはそのままで、SSMLテキスト に戻して見て確認されることをお勧めします。

5 最後に

今回は、ConnectでSSMLを使う、小ネタを紹介させて頂きました。このような対処で、日本語での利用も、どんどん違和感無いものにできると感じています。

電話を利用した自動応答処理を構築する手段として、極めて強力なConnectです。これからも積極的に使って行きたいと思っています。