[小ネタ][Amazon Connect]Lambdaリソースはインスタンス設定を削除してから消しましょう

2019.03.10

この記事は公開されてから1年以上経過しています。情報が古い可能性がありますので、ご注意ください。

はじめに

こんにちは、中村です。

Amazon ConnectでLambdaのリソースを削除するときに気をつけた方が良い箇所を見つけました。

Amazon Connectのアップデートでこの問題が解決する可能性があります。

現象は下記になります。

  • インスタンス設定で追加したAWS Lambdaのリソースを削除した場合に追加してあるリストから削除できない。
  • 問い合わせフローのAWS Lambda関数を呼び出すブロックで削除したリソースを選択できる。

現象を再現する

現象を再現するにあたりLambda関数を作成します。作成した関数は、インスタンスの設定で問い合わせフローにAWS Lambda関数を追加します。今回は、ConnectTestという関数を作成しましょう。

任意の問い合わせフローを開き、統合からAWS Lambda関数を呼び出すをドラッグします。ブロックをクリックすると呼び出す関数を設定できます。先ほど追加したConnectTestが確認できますね。

それでは、Lambdaリソースを削除します。削除が完了したらインスタンスの設定で問い合わせフローのAWS Lambdaのリソースを確認します。リストには削除したリソースが表示されているはずです。Removeをクリックし削除してみましょう。

Lambda関数を更新できませんでした。もう一度試してください。 となり削除ができません。それではAWS Lambda関数を呼び出すブロックを見てみましょう。 リストにはConnectTestが表示されました。選択し保存して発行もエラーが出ませんでした。

以上のことからAmazon Connectで利用するAWS Lambdaリソースは、まずAmazon Connect上での設定を消してから行いましょう。

まとめ

実際に構築していくときに利用できないリソースが選択できてしまうのはあまりよろしくはないので、AWS Lambdaを削除するときは事前にインスタンス設定から削除しましょう。

弊社ではAmazon Connectのキャンペーンを行なっております。

また音声を中心とした各種ソリューションの開発支援も行なっております。