[アップデート] EC2 Launch InstanceウィザードにAmazon EFSが組み込まれました
AWSを愛する皆さま、こんにちは。 双十一の本日でも特に欲しい物が無い、コンサルティング部の西野(@xiye_gen)です。
Amazon EFS は、EC2 Launch Instance ウィザードに組み込まれました
2019年10月のアップデートでEC2 Launch InstanceウィザードからAmazon EFSを簡単にマウントできるようになったのでためしてみました。
アプデ内容3行まとめ
- 本機能を使用するためには事前にEFSを作成しておく必要がある
- EFSのファイルシステムIDを選択&マウントポイントを指定するだけで設定完了
- マウント用のユーザーデータを自動生成してくれる
やってみた
事前準備:EFSの作成
EFSの設定は従来どおり実施します。
EC2 Launch Instanceウィザードからの設定
インスタンスの詳細の設定画面下部にある「ファイルシステムの追加」をクリックします。
すると、EFSのファイルシステムID選択欄とマウントポイント入力欄が出現します。 ここで「ユーザーデータへの追加」をクリックすると、下図のとおりマウント用のユーザーデータが生成されます。
自動生成されたユーザーデータには下記の操作が含まれています。
- パッケージの更新
- amazon-efs-utils(EFSマウントヘルパー)のインストール
- /etc/fstabの設定
- EFSのマウント
必要に応じてこの内容を書き換えると良いでしょう。 ここまで設定が済んだらそのままEC2インスタンスを起動します。
確認
EC2インスタンスにSSH接続し、設定を確認してみました。
$ tree /mnt /mnt └── efs └── fs1
$ cat /etc/fstab # UUID=577849ee-6d06-4473-9eec-074495a45d70 / xfs defaults,noatime 1 1 fs-XXXXXXXX:/ /mnt/efs/fs1 efs tls,_netdev
ファイルシス タイプ サイズ 使用 残り 使用% マウント位置 devtmpfs devtmpfs 462M 0 462M 0% /dev tmpfs tmpfs 479M 0 479M 0% /dev/shm tmpfs tmpfs 479M 392K 479M 1% /run tmpfs tmpfs 479M 0 479M 0% /sys/fs/cgroup /dev/nvme0n1p1 xfs 8.0G 1.3G 6.8G 16% / 127.0.0.1:/ nfs4 8.0E 0 8.0E 0% /mnt/efs/fs1 tmpfs tmpfs 96M 0 96M 0% /run/user/1000
無事マウントできています。
終わりに
このブログがほんの少しでも世界を良くできれば嬉しいです。 コンサルティング部の西野(@xiye_gen)がお送りしました。