[アップデート]Amazon Kendraが東京リージョンにやってきました!

Amazon Kendraが東京リージョンにきました!
2023.02.08

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こんにちは、洲崎です。
本日(2/8)より、Amazon Kendraが東京リージョンで利用できるようになりました!

Amazon Kendraとは

Amazon Kendraは、機械学習を原動力とした、高精度で使いやすいエンタープライズ検索サービスです。
検索対象として、さまざまなファイル形式・データソースの利用が可能となり、社内で散らばっているデータ等を一元管理することができます。

サポートされているファイル形式(2023/2/8時点)

  • 構造化テキスト
    • よくある質問
  • 非構造化テキスト
    • HTML ファイル
    • Microsoft PowerPoint (PPT) プレゼンテーション
    • ワード文書
    • 平文文書
    • PDF
    • カンマ区切り値 (CSV) ファイル
    • Microsoft Excel (MS EXCEL) ファイル
    • XML ファイル
    • JSON ファイル
    • Markdown ドキュメント (MD) ファイル
    • リッチ テキスト形式 (RTF) ファイル
    • XSLT (Extensible Stylesheet Language Transformation) ファイル

サポートされているデータソース(2023/2/8時点)

  • Alfresco
  • Amazon S3 buckets
  • Amazon RDS for MySQL, Amazon RDS for PostgreSQL, Amazon Aurora MySQL, Amazon Aurora PostgreSQL databases
  • Amazon FSx
  • Amazon Kendra Web Crawler
  • Amazon WorkDocs
  • Box
  • Confluence
  • Custom data sources
  • Dropbox
  • GitHub
  • Google Workspace Drives
  • Jira
  • Microsoft Exchange
  • Microsoft OneDrive
  • Microsoft SharePoint
  • Microsoft Teams
  • Microsoft Yammer
  • Quip
  • Salesforce
  • ServiceNow
  • Slack
  • Zendesk

セマンティック検索機能

去年のAWS re:InventでAmazon Kendraのセマンティック検索機能が日本語サポートされました。
セマンティック検索は入力された言語に対して、その意味に沿った回答を行う機能です。
単純なキーワード検索のヒットではなく、意図を理解して優先度をつけてくれます。

やってみる

今まで

12月下旬時点では下記のような形で、東京リージョンの状態で起動するとリージョン未対応の文字が表示されていました。
2022/12下旬時点

今回

今回、東京リージョンに対応したとのことで、マネジメントコンソールから早速入ってみます。。

すると、問題なくAmazon Kendraのコンソールに入ることができました!

Amazon KendraのIndexも作成することができました!

料金

Amazon Kendraの料金は、リージョンに関係なく、プランによって料金が決まっています。
Developer Editionの場合は$810/月、Enterprise Editionの場合は$1,008/月です。(2023年2月時点)

最後に

思っていたよりも早く東京リージョンにAmazon Kendraがきました。
Amazon Lexと組み合わせてFAQチャットボットを試していたのですが、東京リージョンで統一できるのは嬉しいなと思います。
FAQ検索システムを検討している方等はぜひ一度東京リージョンで触ってみてください。

ではまた!コンサルティング部の洲崎でした。