Amazon MemoryDB for Redisのシャード数を変更してみた
はじめに
こんにちは、川村です。
性能や可用性の面でスケールアウトさせたい、性能に余裕があるのでスケールインさせたいといったことがあるかと思います。
Amazon MemoryDB for Redisのシャード数変更がマネジメントコンソールから変更できそうでしたのでやってみました。
スケールインを実行してみた
まず現在のクラスターを確認してみます。
今回はシャード3,レプリカ1の合計6ノードを用意しました。
いくつかキーを登録して、取得できることを確認してみます。
key1とkey2を登録し、取得してみたところ無事取得ができました。
シャード数を変更し、スケールインを実施してみます。
今回はシャード数を3から2へ変更します。
シャードとノードタブから「シャードを追加/削除」を選び、新しいシャード数へ変更したいシャード数を入力し、確認をクリックします。
シャード数が変更されるのを待ちます。
変更中はステータスがupdatingになります。
キー数やシャード数によりますが、変更に数時間かかることもあるようです。(今回は20分程度かかりました)
シャード数変更後のクラスター構成はシャード2、レプリカ1の状態になっていました。
試しにキーが取得できるかを確認してみます。
key1,key2が問題なく取得ができました。
おわりに
今回はスケールインを記載しましたが、スケールアウトも同じように変更したいシャード数を変更すれば実施可能です。
どのシャードを削除するかはマネジメントコンソールから選べませんでしたが、スロット数などを自分で指定しない分スケールイン・スケールアウトが手軽かなと思いました。
この記事がどなたかのお役に立てば幸いです。