Amazon Quickのデータセット編集画面ではまだレガシーエクスペリエンスにしかない機能がある

Amazon Quickのデータセット編集画面ではまだレガシーエクスペリエンスにしかない機能がある

Amazon Quickでは2025/10頃に新UIが登場していますが、一部の機能(パラメーター定義等)はまだ旧UIでのみ提供となっています。新UIから旧UIへの移行はできないため、事前に対応機能については確認しておきましょう。
2026.10.09

初めに

これまでAmazon Quickを利用することがなかったのですが最近分析機能(Amazon QuickSight相当)のものを利用する機会があり、検証を兼ねつつ作業をしていました。

今回用途の関係でデータソースにカスタムクエリを埋め込む必要がありこれに伴いデータセット側で埋め込み用のパラメータの口を定義する必要がありました。具体的には以下のドキュメントの作業になります。

https://docs.aws.amazon.com/quick/latest/userguide/dataset-parameters-SQL.html

こちらに沿って作業をしようと思っていたのですが...あれ?そんなものはないぞ?ということになり多少UIが変わっていることはあると思うので...と探したのですがなかなか見つからずハマっていました。

現在のUIは2種類ある

結論としては2025/10頃にAmazon Quickでは新バージョンのUIが出ているようで標準はこちらになっているようですが、こちらではパラメーターの定義機能は対応していないということが原因となっておりました。

https://dev.classmethod.jp/articles/quick-sight-data-preparation-experience/

ドキュメントをもう少し調べてみたところ以下にて未対応の機能がまとめられており、こちらの中で明記されています(一番上の行)。

https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/quick/latest/userguide/unsupported-features.html

https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/quick/latest/userguide/new-data-prep-faqs.html

  1. ユーザーはいつ新しいエクスペリエンスからレガシーエクスペリエンスに切り替える必要がありますか?
    現在サポートされていない機能を含むデータセットを操作する場合、ユーザーはレガシーエクスペリエンスに戻る必要があります。Quick Sight は、これらの機能を今後のリリースの新しいエクスペリエンスに組み込むために積極的に取り組んでいます。

一応これらの機能も新UI側での対応は予定されているようですが時期は明記されているわけではないので気長に待つしかなさそうです。

新旧間の切り替え

新→旧の変換については前述のリリース時の弊社のブログ記事にも記載がある通り、一度新UIで公開してしまうと変換できないものとなります。
そのためもしこの機能が欲しい!!となった場合はデータセット自体を現状は再作成するかもしくは別のデータセットとしてその部分を作る必要があるので注意が必要です。

一方で旧→新については作成後も右上より可能となっております。ただある意味当然かもしれませんが新でサポートされていない機能を利用している場合はこの移行はできないようです。

今回問題になったパラメーターの埋め込みをこんな感じで定義している状態でアップグレードをしてみると

こんな感じのエラーが発生します。

https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/quick/latest/userguide/new-data-prep-faqs.html#faq-6
6. 公開後にデータセットをエクスペリエンス間で変換できますか?
将来の移行パス: Quick Sight は、レガシーデータセットを新しいエクスペリエンスに簡単に移行するための機能を将来追加します。

こちらも将来的には移行のための機能が提供されるようですが、現状はないので新でしか使えない機能を利用したい場合は自力で取り除いていくしかなさそうです。

終わりに

Amazon Quickの新旧UIの違いでハマったので備忘録として記録しておきました。
始めたばっかりでかつ最初から新で提供されているとこういったところは気付きづらいので初めてだからこそのハマりポイントになりますね...。

前述の通り現状は新からもどす手段はないのですが、幸いダッシュボード自体を作り直すという必要はなくデータセット自体を別に作れば対応できそうではあるので、多少の手間はあるもののある程度対応できる余地はありそうです。

将来的に新UIが対応すればこういったハマりどころもなくなりそもそもレガシーUIも消えていくとは思うのですが、本サービスに限らず新旧稼働中はこういった機能削減は気をつけないといけないですね。

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