Amazon QuickSightのモバイルアプリを使ってみた
いわさです。
Amazon QuickSightのダッシュボードをiPhoneやAndroidなどのモバイルデバイスから閲覧するシーンを想定していたときに、既にモバイルアプリが存在していることに気づきました。 操作感やブラウザ版との機能差異など見てみました。
現在、iPhone版とAndroid版がリリースされていて、AppStore GooglePlayにてインストールが可能です。
ログインしてダッシュボードを閲覧する
ダッシュボードを閲覧するためには、対象のQuickSightアカウントへユーザーとして登録されている必要があります。
閲覧者権限があれば大丈夫です。
※今回サインインのパターンを試せていなかったのですが、IdPを使ったサインインも可能なようです。
QuickSightアカウント名が必要になります。
その後ユーザー名とパスワードをサインインを行います。
共有されたダッシュボードが閲覧出来ます。
TouchID or PIN登録 が必要
iPhoneでTouchIDの有効化が要求されます。
スキップボタンがあったので、初回スキップしてみたのですが...
強制的にサインアウトさせられました。
ちなみに指紋認証なしのAndroidで試したところ、PIN登録の要求がありました。
活用用途
このアプリ上からPCブラウザのようにダッシュボードの作成などを行うのではなく、あくまでもダッシュボードの閲覧用に留める形になると思います。
作成者権限で試してみましたが、閲覧者権限とあまり出来ることは変わりませんでした。
フォルダが触れるくらいです。
モバイルレイアウトで調整されています。
それぞれのグラフを拡大し、詳細データの確認が出来ます。
また、ポイント上で長押しをすると各機能が表示され、操作を行うことが出来ます。
フレームワーク、ライブラリなど
モバイルアプリを触っていたらどういうフレームワークが使われているのかやはり気になりますよね。
設定画面のライセンスページへ記載されていたのは以下でした。
- React-native-sensitive-info
- React-native
- Redux
- Redux Persist
- Redux Saga
- Reselect
- i18nnext
- Moment
- i18next
- React
- Isaac
- SVGR
- React-Navigation
- React-Native-SVG
- React-Redux
- Lodash
ReactNative製でした!
Android版も触りましたが、View側までかなり共通化されてそうでした。
まとめ
ダッシュボードの共有方法を検討すると思いますが、モバイルデバイスに共有する要件であれば、ユーザー作成するのみで、あとはダウンロードしてもらうだけで済むのでお手軽に導入出来るのではないかと感じました。
また、TouchIDなど使いなれた認証方法でモバイルに最適化されているのもポイントが高いと思いました。