[アップデート]Amazon QuickSightの分析画面が新しくなりました
データアナリティクス事業本部インテグレーション部コンサルティングチーム・新納(にいの)です。
Amazon QuickSightはかねてより分析画面のUI変更がアナウンスされていましたが、ついに筆者のアカウントでも適用されていました!
新旧比較
デフォルトでは新UIが適用されていますが、分析画面の右上の「新しい外観」メニューから旧UIに変更することも可能です。
旧画面
新画面
何が変わったのか
QuickSightの新しいUIのポイントは以下の通り。
フィールドウェルの配置変更
分析対象となるディメンションやメジャーを指定するフィールドウェルが横に並ぶようになりました。これまではフィールドウェルが折り畳まれると操作がしづらかったのですが、新しいUIでは常に表示されて見やすさと使いやすさがアップしています。
ドラッグアンドドロップでフィールドウェルへのカラム追加が可能です。
機能メニューがツールバーに集約
ビジュアルの追加やフィルターの作成といった機能が、上部のツールバーで切り替えできるようになりました。
デフォルトではフィールドウェルが表示されているペインに、フィルター作成のメニューなどが表示されます。
やりたいことを検索
上部メニューの「検索」から機能やコマンドを検索できるようになりました。QuickSightを使うたびにGoogleを開いて「QuickSight フィルター 追加 やり方」のような検索をしていた方にとっては朗報です。(私のことです)
例えば、棒グラフと検索画面に入力してみます。すると、棒グラフの追加はもちろんのこと、データポイントの数やグリッド線などの情報もサジェストされました。
最後に
Amazon QuickSightの新しいUIについてご紹介しました。これまでに比べてかなり直感的に操作できるようになっていると感じました!旧UIでは機能を探して画面をさまようことが多々ありましたが、ツールバーの集約な検索機能でかなり軽減されたように感じます。ツールの使いやすさはデータ分析に基づいた意思決定という文化を組織に広めていけるかどうかに直結しますので、今回のアップデートは嬉しい方も多いのではないでしょうか。