Amazon WorkDocs ドライブが Apple シリコンをサポートしました

Amazon WorkDocs ドライブが Apple シリコンをサポートしました

Clock Icon2022.10.20

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いわさです。

Amazon WorkDocs が Apple シリコンをサポートしました。

実態としては、Amazon WorkDocs のドライブアプリケーションが Apple シリコン向けのバージョンが提供されるようになったという形です。
これまで M1 Mac などをご利用頂いている方で WorkDocs ドライブアプリを使うことが出来ていなかった方には朗報です。

いままで

これまでは macOS 向けのドライブアプリは提供されていましたが、 Apple シリコン製品はサポートされていませんでした。
なお、本日時点で日本語ドキュメントにはまだ以下の記載が残っています。

アマゾン WorkDocs Drive は Apple シリコン製品でのサポートはされていません。

実際にインストールしてみると、以下のようにインストール自体は成功しますが起動に失敗します。

場合によってはクラッシュするという例も報告されています。

試してみる

では Apple M1 Max 環境で試してみたいと思います。
今回は以下の環境で試しています。

前提として AWS アカウント上で WorkDocs のサイトや必要なディレクトリサービスは構成済みとしておりこの記事ではそれらの設定方法については触れません。

ドライブアプリケーションダウンロード

ドライブアプリケーションは以下2通りの入手方法があります。

ダウンロードページ あるいはブラウザで WorkDocs にログインした状態でメニューバーの「App」よりドライブアプリをダウンロードすることが出来ます。

それぞれ「Apple silicon」のリンクが追加されていますのでこちらを使います。

インストールして使う

後は従来どおりインストールして WorkDocs にログインし Finder などから統合された状態で使うだけです。

Finder 上でファイルアップロードしてみました。

クラウド上に反映されていますね。

macOS Ventura リリース時には改めて確認したいところ

先程引用させて頂いたフォーラム(AWS re:Post)のリンクですが、2022 年 10 月 25 日にリリースされる予定の macOS Ventura の RC 版ではうまく動作しないという報告も見られました。

次期 macOS リリースのタイミングでは改めて評価が必要ですね。

さいごに

本日は Amazon WorkDocs ドライブが Apple シリコンをサポートしたので使ってみました。

WorkSpaces とファイル同期を行いたい時などに WorkDocs を使うことが多いと思いますが、WorkSpaces クライアントが Apple シリコンをサポートしているけども WorkDocs ドライブアプリではサポートされていないという状況でブラウザの利用が必須でした。
今後はドライブの同期機能でやり取りが出来るので活用されている方にとっては嬉しいですね。

Ventura 正式版がリリースされたタイミングでどうなるかな、という点だけ注意ですね。

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