【新機能】Amazon Transcribeのジョブを削除できるようになりました!

【新機能】Amazon Transcribeのジョブを削除できるようになりました!

Clock Icon2018.10.18

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音声を文字起こしするサービス Amazon Transcribe がジョブの削除に対応しました。

Amazon Transcribe Supports Deletion of Completed Transcription Jobs

削除操作は同期的に処理され、取り消すことはできません

削除してみる

管理コンソールから

削除したいジョブを選択して「Delete」ボタンを選択するだけです。

Python SDK から

delete_transcription_job メソッドを呼び出します。

>>> import boto3
>>> client = boto3.client('transcribe')
>>> client.delete_transcription_job(TranscriptionJobName='YOUR_JOB_NAME')

AWS CLI から

delete-transcription-job API を呼び出します。

$ aws transcribe delete-transcription-job \
  --transcription-job-name YOUR_JOB_NAME

過去のジョブを片っ端から削除

for job_name in `aws transcribe list-transcription-jobs --max-results 100 | jq -r '.TranscriptionJobSummaries[].TranscriptionJobName' `;
do
  echo $job_name;
  aws transcribe delete-transcription-job --transcription-job-name $job_name;
done

気になったこと

ジョブ名を再利用可能

ジョブ名はAWSアカウント内でユニークであるという制約があります。

削除機能の副次効果として、一度削除したジョブ名は再利用できるようになりました(動作確認する限り)。

自アカウントのS3に出力されたジョブ結果は削除されない

ジョブ結果の出力先には

  • AWSのデフォルトS3バケット
  • 自アカウントにあるS3バケット

のどちらかを指定できます。

自アカウントに出力した場合、ジョブを削除しても、S3 バケットに出力されたジョブ結果ファイルは削除されません。

S3 のリソースも同時に削除したい場合は、DeleteTranscriptionJob API 実行前に、GetTranscriptionJob API で S3 の出力先を確認し、削除すると良いでしょう。

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