AWS Amplify Gen 1 が 2026 年 5 月にメンテナンスモードに入り 2027 年 5 月に終了予定なので現状と移行ガイドを確認してみた
いわさです。
AWS Amplify Gen 1(Amplify CLI / Amplify Studio)が 2026 年 5 月 1 日にメンテナンスモードに入り、2027 年 5 月 1 日に End of Life を迎えることがアナウンスされました。
AWS Health Dashboard に以下のような通知が届いています。

公式ドキュメントにもバナーが表示されるようになっています。

なお、Amplify Gen 2 CLI、Amplify Hosting、クライアントライブラリ(JavaScript、Android、Swift、Flutter)は影響を受けないとのこと。
Gen 1 を使っている方は今後どうすべきか気になるところだと思いますので、確認してみました。
新規プロジェクトは Gen 2 を使う
公式 FAQ によると、新規アプリでは Gen 2 の利用が推奨されています。
If you're building a new app, we recommend you use Amplify Gen 2.
本日時点では Amplify コンソールから Gen 1 でのアプリ作成がまだ可能でしたが、新規で Gen 1 を選ぶ理由はもうなさそうです。

CLI を v14.4.0 にアップグレードしてみたところ、コマンド実行時にもメンテナンスモードの警告が表示されるようになっていました。
$ amplify --version
⚠️ WARNING: AWS Amplify Gen 1 CLI is in maintenance mode and will reach end of life on May 1, 2027.
During maintenance mode, only critical bug fixes and security patches will be provided.
Migrate to Amplify Gen 2: https://docs.amplify.aws/react/start/migrate-to-gen2/
14.4.0
既存プロジェクトはすぐに動かなくなるわけではない
既存の Gen 1 アプリについては、公式ドキュメントによるとメンテナンスモード中も重大なバグ修正とセキュリティパッチは提供されるとのこと。
During the maintenance mode, AWS Amplify limits library releases to address critical bug fixes and security issues only. No new features will be added.
2027 年 5 月 1 日の EOL までは最低限のサポートが続くので、今すぐ動かなくなるわけではありません。
ただし EOL 後はアップデートが提供されなくなるため、計画的に移行を進める必要がありそうです。
移行ガイドとツールが提供されている
公式の移行ガイドが以下のページにまとまっています。
移行は Blue/Green デプロイメントのアプローチで行われるようです。
公式ドキュメントによると、以下の流れになるとのこと。
Migrating your backend to Gen2 is done in a (partial) blue/green deployment approach
ステートレスリソース(AppSync API、Lambda 関数など)は Gen 2 環境で新しく作成され、ステートフルリソース(Cognito User Pool、S3 バケットなど)はデータを保持したまま CloudFormation Stack Refactor API で Gen 2 側に移動されるとのこと。
移行ツールは Amplify CLI v14 の gen2-migration サブコマンドとして提供されており、Step 0(クローン環境での検証)から Step 9(最終デプロイ)までの 10 ステップで構成されています。
まずは amplify gen2-migration assess で自分の環境の移行可否を確認するのが良さそうです。
Gen 2 で未サポートの機能に注意
移行を検討する上で気になるのが Gen 1 と Gen 2 の機能差です。
Feature Parity ページで詳しくまとめられています。
Auth、Data、Storage の主要機能は概ねカバーされているようですが、以下のような機能は Gen 2 では未サポートまたは移行ツールで未対応となっています。
- DataStore — Gen 2 では未サポート。移行前に Conflict Resolution を無効化する必要がある
- manyToMany リレーション — Gen 2 では未サポート
- @searchable(OpenSearch 連携) — Gen 2 では未サポート(Zero-ETL DynamoDB-to-OpenSearch のガイドで代替)
- 手動デプロイ(Amplify Console) — Gen 2 では未サポート
これらの機能を使っている場合は、移行前にアーキテクチャの見直しが必要になるかもしれません。
さいごに
本日は AWS Amplify Gen 1 が 2026 年 5 月 1 日にメンテナンスモードに入り、2027 年 5 月 1 日に EOL を迎えることについて確認してみました。
まとめると、新規プロジェクトでは Gen 2 を使うべきで、既存の Gen 1 プロジェクトは 2027 年 5 月 1 日までに Gen 2 への移行を計画する必要があります。
移行ツールが提供されており Blue/Green 方式でデータを保持したまま移行できるのは良いですね。
ただし移行ツールはまだ Developer Preview なので、早めに amplify gen2-migration assess で自分の環境の移行可否を確認しておくのが良さそうです。






