Androidアプリ開発(Kotlin)に入門してみた

Androidアプリ開発(Kotlin)に入門してみた

Clock Icon2024.06.06 02:31

こんにちは、ゲームソリューション部のsoraです。
今回は、Androidアプリ開発(Kotlin)に入門してみたことについて書いていきます。

私はFlutterを少し使用していることもあり、Android Studioのインストールなどは今回割愛します。
以下にWindowsでFlutterの環境構築をした記事があるので、必要であればご参照ください

生成されるディレクトリについて

プロジェクトを作成すると生成されるディレクトリ・ファイルは以下です。
それぞれどのようなディレクト・ファイルなのかは、コメントに記載しています。

特に見た目部分を記述するactivity_main.xml、処理を記述するMainActivity.kt、アプリの設定情報を定義するAndroidManifest.xmlあたりが主に触っていくファイルかなと思いました。

.
├── app
        # アプリのビルド設定を定義、依存関係/ビルドタスク/プラグインなどを設定
│   ├── build.gradle.kts
        # 外部ライブラリを格納するディレクトリ
│   ├── libs
        # アプリのコード最適化に使用されるProguardのルールを定義
│   ├── proguard-rules.pro
        # Proguard:Androidアプリのバイトコードを最適化するツール
│   └── src
            # Android端末を使ったエミュレータ上で行うテストのためのディレクトリ
│       ├── androidTest
│       │   └── java
│       │       └── com
│       │           └── example
│       │               └── kotlin_firsttest
│       │                   └── ExampleInstrumentedTest.kt
            # アプリの主要なソースコード/ファイルを格納するディレクトリ
│       ├── main
                # アプリの設定情報を定義
│       │   ├── AndroidManifest.xml
                # ソースコードを格納するディレクトリ(使用言語がKotlinでもjavaディレクトリになる)
│       │   ├── java
│       │   │   └── com
│       │   │       └── example
│       │   │           └── kotlin_firsttest
│       │   │               └── MainActivity.kt
                # アプリの見た目部分のリソース(画像、レイアウト、文字列など)を格納するディレクトリ
│       │   └── res
                    # アプリで使用する画像ファイル(PNG、JPEG、SVGなど)を格納するディレクトリ
│       │       ├── drawable
│       │       │   ├── ic_launcher_background.xml
│       │       │   └── ic_launcher_foreground.xml
                    # ★アプリの画面レイアウトを定義するXMLファイル
│       │       ├── layout
│       │       │   └── activity_main.xml
                    # アプリのアイコンファイルを解像度ごとに格納するディレクトリ
│       │       ├── mipmap-...
│       │       │   ├── ic_launcher.xml
│       │       │   └── ic_launcher_round.xml
                    # アプリで使用する文字列、色、スタイルなどの定義
│       │       ├── values
                        # 色の定義、例えばblackは文字コードの何を指すかなど
│       │       │   ├── colors.xml
                        # 文字列の定義、アプリの名前などの定義、アプリ内で使用する固定の文字列もここに記述
│       │       │   ├── strings.xml
│       │       │   └── themes.xml #文字のスタイルなどのテーマの定義
│       │       ├── values-night   #ダークモード対応の定義
│       │       │   └── themes.xml
│       │       └── xml            #アプリの設定ファイルやリソース定義ファイルを格納するディレクトリ
│       │           ├── backup_rules.xml
│       │           └── data_extraction_rules.xml
│       └── test        #ユニットテスト
│           └── java
│               └── com
│                   └── example
│                       └── kotlin_firsttest
│                           └── ExampleUnitTest.kt
├── build.gradle.kts    #プロジェクト全体のビルド設定を定義
├── gradle
│   └── wrapper         #Gradleラッパーを格納するディレクトリ
│       ├── gradle-wrapper.jar
│       └── gradle-wrapper.properties
├── gradle.properties   #Gradleの設定プロパティを定義
├── gradlew             #Unixベースのシステム用のGradleラッパースクリプト
├── gradlew.bat         #Windowsシステム用のGradleラッパースクリプト
├── local.properties    #ローカル開発環境の設定(Android SDKの場所など)を定義するファイル
└── settings.gradle.kts #マルチモジュールプロジェクトの設定を定義するファイル

UI(activity_main.xml)

まずUI部分のactivity_main.xmlを見ていきます。
Android Studioでファイルを開くと、GUIのみでの操作・GUIとコードでの操作・コードのみでの操作の3つのモードにより編集が可能です。

GUIで単純に要素を配置してもlayout周りで警告が出て、実行は可能なものの意図していない場所に表示されたため、結局私はコードで記述しました。
GUIでもlayoutの詳細設定もできると思うので、そのあたりを細かく指定する必要がありそうです。
以下は初期コードのテキストの下にボタンを追加したコードです。

<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
<androidx.constraintlayout.widget.ConstraintLayout xmlns:android="http://schemas.android.com/apk/res/android"
    xmlns:app="http://schemas.android.com/apk/res-auto"
    xmlns:tools="http://schemas.android.com/tools"
    android:layout_width="match_parent"
    android:layout_height="match_parent"
    tools:context=".MainActivity">

    <TextView
        android:id="@+id/textView"
        android:layout_width="wrap_content"
        android:layout_height="wrap_content"
        android:text="Hello World!"
        app:layout_constraintBottom_toBottomOf="parent"
        app:layout_constraintEnd_toEndOf="parent"
        app:layout_constraintStart_toStartOf="parent"
        app:layout_constraintTop_toTopOf="parent" />

    <Button
        android:id="@+id/button"
        android:layout_width="wrap_content"
        android:layout_height="wrap_content"
        android:text="@string/text"
        app:layout_constraintBottom_toBottomOf="parent"
        app:layout_constraintEnd_toEndOf="parent"
        app:layout_constraintStart_toStartOf="parent"
        app:layout_constraintTop_toBottomOf="@+id/textView" />

</androidx.constraintlayout.widget.ConstraintLayout>

処理部分(MainActivity.kt)

処理を記述する部分はKotlinで記述します。
今回は先ほど配置したボタンを押すことで、表示されるテキストが変わる処理を入れています。
コードの解説はコメントで記述しています。

package com.example.kotlin_firsttest
import android.annotation.SuppressLint
import androidx.appcompat.app.AppCompatActivity
import android.os.Bundle
import android.widget.Button
import android.widget.TextView

// AppCompatActivityを継承したMainActivityクラスを定義
class MainActivity : AppCompatActivity() {
    @SuppressLint("SetTextI18n")
    // onCreateはActivityが作成されたときに呼び出されるメソッド
    // savedInstanceStateには、前回の情報が保存されている
    override fun onCreate(savedInstanceState: Bundle?) {
        super.onCreate(savedInstanceState)
        // activity_main.xmlファイルをActivityの表示内容に設定
        setContentView(R.layout.activity_main)

        // findViewByIdでレイアウトファイルに定義したTextViewとButtonのViewを取得
        // R.id.textViewとR.id.buttonは、ViewIDを表している
        val textView = findViewById<TextView>(R.id.textView)
        val button = findViewById<Button>(R.id.button)

        // ボタンがクリックされたときに実行
        // textView内のtextを変更する
        button.setOnClickListener {
            if (textView.text == "Hello World!") {
                textView.text = "Button clicked!"
            } else {
                textView.text = "Hello World!"
            }
        }
    }
}

アプリの設定情報の定義(AndroidManifest.xml)

アプリの設定情報の定義をするファイルです。
Flutterで開発していても触る機会が出やすいファイルかなと思います。
(個人的に理解が足りていなくて、もっと理解しなければならないと感じています。)

manifestタグについて
xmlns:android:Android SDKが提供する属性を使用できるようにする宣言
xmlns:tools:ツールが提供する属性を使用できるようにする宣言

applicationタグにて、アプリのアイコンやアプリ名を指定しています。@mipmap/… などはパスを表しています。

activityタグにて、アプリケーションのメインアクティビティを定義しています。

<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
<manifest xmlns:android="http://schemas.android.com/apk/res/android"
    xmlns:tools="http://schemas.android.com/tools">
    <application
        android:allowBackup="true"
        android:dataExtractionRules="@xml/data_extraction_rules"
        android:fullBackupContent="@xml/backup_rules"
        android:icon="@mipmap/ic_launcher"
        android:label="@string/app_name"
        android:roundIcon="@mipmap/ic_launcher_round"
        android:supportsRtl="true"
        android:theme="@style/Theme.Kotlin_firsttest"
        tools:targetApi="31">
        <activity
            android:name=".MainActivity"
            android:exported="true">
            <intent-filter>
                <action android:name="android.intent.action.MAIN" />
                <category android:name="android.intent.category.LAUNCHER" />
            </intent-filter>
        </activity>
    </application>
</manifest>

実行

一通りコードを見ていって追加修正したため動かしてみます。
Android StudioだとRunボタンから実行することが可能です。
実行時、以下2点が思ったことです。
・Flutterみたいなホットリロードではない(設定を修正すればできるかもしれない)
・エミュレータを起動していなくても、Runボタンを押すと自動的にエミュレータが立ち上がって実行される
 ⇒Flutterの場合、エミュレータが存在しない旨のメッセージが出る

最後に

今回は、Androidアプリ開発(Kotlin)に入門してみたことを記事にしました。
どなたかの参考になると幸いです。

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