こんにちは、AWS事業本部の木村です。
作業している時にAPI Gatewayのコンソールの新しいバージョンが使えるようになっていたのを発見したので、大きく変更されていたRESTAPIの画面についてそれぞれ比較してみたいと思います。
現在は古いコンソールと新しいコンソールが併用できますが、2023年10月30日以降は新しいコンソールに完全に移行となるようです。
リソース
リソースの画面は大きく変更されました。
以前は
- メソッドリクエスト
- 統合リクエスト
- 統合レスポンス
- メソッドレスポンス
とそれぞれ画面に遷移する必要がありましたがタブ毎に切り替えができるようになり扱いやすくなっていました。
- 新コンソール画面
- 旧コンソール画面
またマッピングテンプレートの画面も他リソースと同様なモダンな感じに変更されていました。
- 新コンソール画面
- 旧コンソール画面
ステージ
新コンソール画面では、ステージの照星設定とログ/トレース画面が一緒に表示され、それ以外の設定が画面の下部タブとステージアクションの箇所に移動されました。
- 新コンソール画面
- 旧コンソール画面
ステージの詳細の編集画面は他リソースと同じような編集画面となり、以下のように変更されました。
ログの編集画面は以下のようになっておりました。出力形式毎のサンプルテンプレートが表示できなくなってしまったのはちょっと残念なポイントかもしれません。
- 新コンソール画面
- 旧コンソール画面
オーソライザー
こちらは内容としては大きな変化はありませんでしたが。新コンソールでは編集画面が他リソースと同じようなモダンな画面に生まれ変わっていました。
- 新コンソール画面
- 旧コンソール画面
ゲートウェイのレスポンス
新コンソールでは編集にはワンステップ必要となってしまいましたが、項目の一覧がとても見やすくなっており視認性が向上していました。
- 新コンソール画面
- 旧コンソール画面
モデル
こちらも一覧で確認できるようになったことで、対象のリソースを見つけ出しやすくなっていました。
- 新コンソール画面
- 旧コンソール画面
リソースポリシー
こちらも新コンソールでは編集画面が他リソースと同じようなモダンな画面に生まれ変わっていました。
旧コンソールではポリシーの編集の際、画面上で表示されているポインタと実際編集位置がずれていることがありコンソール上で編集ができないといったことがあったのですが、新画面では同様の事象は起きていなさそうでした
またエラー箇所もコンソール上で指摘してくれるようになりましたので、非常に便利になっています！
- 新コンソール画面
- 旧コンソール画面
ドキュメント
新コンソール画面では、旧コンソールと比べて格段に視認性が上がっておりどこにドキュメントを作成するか、作成されているかがとても確認しやすくなっていました。
- 新コンソール画面
- 旧コンソール画面
ダッシュボード
こちらも視認性が上がっており、見やすくなっておりました。
- 新コンソール画面
- 旧コンソール画面
設定（API毎の設定）
編集画面までワンステップ必要になってはしまいましたが、項目毎に分けられており設定内容が確認しやすくなっていました。
- 新コンソール画面
- 旧コンソール画面
使用量プラン
こちらも視認性が上がっておりました。プランの内容が一覧で見れるようになっており確認しやすくなっておりとても良いなと感じました。プランの件数が多くなると更にありがたみを感じるかもしれません。
- 新コンソール画面
- 旧コンソール画面
APIキー
こちらも使用量プランと同様に一覧で情報が確認できるようになっていました。
- 新コンソール画面
- 旧コンソール画面
クライアント証明書
こちらも使用量プランと同様に一覧で情報が確認できるようになっていました。
- 新コンソール画面
- 旧コンソール画面
設定（全体の設定）
こちらはデザインのみで、あまり大きな変化はありませんでしたがモダンなデザインに変更されていました。
- 新コンソール画面
- 旧コンソール画面
まとめ
全体的にとても視認性が高くなっており確認しやすくなっていて、とても良いアップデートであると感じました。配置が変わっているため慣れるまでに少し時間がかかりそうですが、構築で新コンソールを使うのが楽しみです！
初めてAWSを使用した案件で（四苦八苦しながら）構築したのがAPI Gatewayであり、その後も様々な検証や案件で（四苦八苦しながら）構築した思い出があり、旧コンソールが使えなくなってしまうのは少し寂しいような思いもありますが、見やすくなって新登場ということでアップデートを喜びたいと思います。
旧コンソール君今までありがとう・・・！
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