
【非エンジニアのためのClaude/ClaudeCodeシリーズ】 ClaudeCoworkの新機能『Live Artifacts』を使って業務効率化してみた
はじめに
こんにちは!
クラスメソッドアカウント営業部の中嶋(なかじま)です。
「毎朝、メールを開くのがちょっと憂鬱」という方、いませんか?
わたしは日ごろ営業職として、日々大量のメールをさばくことが業務の一部になっています。
特に気になるのが 未読メールの整理。
重要な商談のメールが埋もれていないか、アクションが必要なものを見落としていないか、
毎朝ひやひやしながら受信トレイを開いていました。
そんなとき、Claude Coworkの新機能「Live Artifacts」 を試したところ、
自分専用のメールダッシュボードがあっという間に完成してしまいました。
今回はその体験をレポートします。
この記事はこんな人向けです
- 毎日大量のメールをさばいていて、整理に時間がかかっている方
- Claudeに興味はあるけど、エンジニアでなくても使えるか不安な方
- Gmail連携でどんなことができるか気になる方
- コードは書けないが、業務ツールを自作してみたい方
Live Artifactsとは?
Claude Coworkに搭載された 「Live Artifacts」 は、Claudeが生成したインタラクティブなWebページ(HTML/JavaScriptアプリ)を、その場でリアルタイムにプレビューできる機能です。
従来のAIチャットでは、コードを生成してもらっても「それをどこで動かせばいいの?」と途方に暮れることがありました。Live Artifactsでは、Claudeが作成したダッシュボードやアプリがすぐに画面に表示されて操作できます。
つまり「自分専用のツールを、自分でコードを書かずに作れる」という体験です。
実際にやってみた
STEP 1:まずはArtifactsを選択→受信トレイの仕分けから
CoworkのArtifactsを選択


最初に試したのは、未読メールをAIに整理してもらうというシンプルなリクエストです。
未読メールから受信トレイの仕分けページを作成し、
アクションアイテムを抽出して送信者別にグループ化してください。
Claudeはすぐさま
- Gmailから未読スレッドを取得
- 件名・送信者・本文をもとに 優先度・カテゴリを自動判定
- 「要アクション」「MTG確認」「商談進行中」「ファイル送付通知」などに仕分け
- それをインタラクティブなHTMLページとして出力
という流れで動いてくれました。
出力例(要アクション抜粋):
- 🔴 A社様 → 見積書の確認・回答
- 🔴 B社様 → AI導入検討のヒアリング設定
- 🟡 C社様 → 証明書の取得確認
ポイントは「重要度の判断まで含めてやってくれる」ところ。わたしがやるより速く、かつ見落としがありません。
STEP 2:過去7日分をダッシュボードにまとめる
仕分けページに手応えを感じたので、次はもっと広い範囲でチャレンジ。
過去7日分の未読メールをダッシュボードにしてまとめて
こちらも一言指示するだけで、Claudeが100件以上のスレッドを処理し、以下のようなダッシュボードを生成してくれました。
ダッシュボードの構成:
| タブ | 件数 | 内容 |
|---|---|---|
| 要アクション | 12件 | 期限・担当者・優先度付きで一覧 |
| MTG | 7件 | 日時・相手・目的をタイムライン表示 |
| AI提案 | 8件 | AI導入検討の商談をまとめて把握 |
| 商談進行 | 38件 | 進捗ステータス別に整理 |
| 請求・債権 | 6件 | 金額・期日を見やすく表示 |
| ファイル通知 | 15件 | 添付・共有ファイルを一覧 |
さらに 棒グラフ(日別メール件数) と ドーナツチャート(カテゴリ別割合) も自動で生成され、週全体の傾向が一目でわかります。
STEP 3:自分宛てに絞ったパーソナルダッシュボードの作成
営業チームのMLに届くメールと、自分宛て(xxx@xxx.jp)のメールを混在させたくなかったので、Gmailのラベル機能を活用してさらに絞り込みを指示しました。
受信トレイは『00.To:me』フォルダを指定して
過去7日分の未読メールとアクションをダッシュボードにしてまとめて
Claudeは 00.To:me ラベル(自分宛てメールを自動振り分けているGmailフィルター)を指定して、38スレッド を対象にパーソナルダッシュボードを生成してくれました。
できあがったダッシュボードのKPIカード:
🔴 要アクション 🗓️ MTG確定 📊 商談進行中 📝 Gemini会議メモ 📬 総メール数
3件 8件 4件 7件 38件
要アクション(上位3件):
- D社 担当者様 — 4/28 14:00 MTGの事前Q&A確認
- E社 担当者様 — 4/27 9:30 AI活用検討MTGの準備
- 社内CRMシステム通知 — 担当者変更対応(CRM更新)
MTGタイムライン(色分け表示):
🔴 今日 F社 4/24 11:30
🟠 今週 E社 4/27 09:30
🟠 今週 D社 4/28 14:00
⬜ 来週以降 G社 5/1 13:00
⬜ 来週以降 H社 5/1 14:00
実際のダッシュボードはこちら



※今回はあくまでも架空の例なので空白が多いですが、実際はダッシュボード内にある『今週のハイライト』と『直近のMTG』の内容はより細かく反映されます。
やってみて感じたこと
良かった点
① 「何をやるべきか」がすぐわかる
受信トレイを開いても「どれから手をつければいいか」で迷う時間がなくなりました。
要アクション、MTGという形でまとめてくれるので、朝イチで頭を整理する時間が短縮されます。
② 自分のワークフローに合わせたカスタマイズが自然言語でできる
「00.To:me フォルダだけ」「過去7日分」「商談と請求を分けて」といった条件を普通の言葉で伝えるだけでOK。
設定画面をいじる必要がありません。
③ 出力がそのままプレゼン資料になるレベル
タブ切り替えができるインタラクティブなHTMLページが生成されるため、上司への報告や社内共有にもそのまま使えます。
気になった点
- Gmailの ラベル指定の書き方には少しコツがいる(
label:"ラベル名"ではなくlabel:ラベル名で指定する、など) - 大量のメールを処理する場合、完成まで数分かかることがある
- メールの内容をどこまでAIに読ませるか、情報セキュリティ上のポリシー確認は必要
まとめ
Claude CoworkのLive Artifacts機能を使えば、私のような非エンジニアでも「自分専用の業務ツール」が自然言語だけで作れます。
今回の例でいえば、
- 毎朝の受信トレイ確認 → 5〜10分かかっていたものが2分以内に
- 重要メールの見落としリスク → 要アクション一覧で解消
- 週次振り返りのメール集計 → ダッシュボードが自動生成
コードを書く必要はゼロです。「こういうものが欲しい」と伝えるだけで、Claudeが考えて形にしてくれます。
是非一度、Claudeに相談してみてください。
きっと皆さまの悩みを一緒に解決してくれる良き『相棒』になってくれると思います。







